蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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blanc et noir・vingt-troisiième──白雪公主。
一年三百六十五日オールタイム胡軍さんにウットリしている私ですが、ちょうど4年前のきょうも、こんな記事を書いて胡軍さんにウットリしていました。
この、もふもふしたお帽子を被ったスカーフェイスの胡軍さん。
単体でもなにがしか陰陽のくっきりとした物語を背負っているようで、眺めるたびにいやおうなしに由無し心を擽られてしまうお写真なのですがそいつをたとえばこんなふうに写真集『捉影刘烨』の、26歳の砌の劉さんのもふもふした女装写真とならべてみたりなどしますと由無し心は彌増に擽られるわけでございます。(クリックすると、おっきくなります)





先祖代々敵対してきたふたつの部族、黒もふ族と白もふ族。
しかし、突如出現した共通の敵(めっちゃ強いなんとか帝国的なやつ)に立ち向かうべく、両者は積年の確執を捨て、和解を図ることに。
そのしるしとして、黒もふ族の族長(胡軍さん)のもとに白もふ族の姫(劉さん)が嫁いでくる。
シベリアンハスキーとアラスカンマラミュートとサモエドのこいぬ20頭が「おれはやるぜおれはやるぜ」とばかりに意気軒昂に引く橇を操り、こいぬのありあまるやる気のせいでしばしば引き綱がからまって立ち往生したりもしつつ、雪原をやってくる白もふ族の姫。
じつは姫には、お誕生祝いの席に招かれなかったことを恨んだ魔女によって、日没から夜明けまでのあいだ柴犬のこいぬの姿に変えられてしまうという呪いがかけられていたのであった。
そんな事情は露程も知らず迎え撃つ(え)黒もふ族族長(既婚・大酒飲み)、その大胸筋の発達した胸に去来するものは──。
はたしてふたりは手に手を取って困難を乗り越え、敵(めっちゃ強いなんとか帝国的なやつ)を撃破し、戦の無い世を築くことができるのであろうか。
つ づ く。(梅雀の声で)



などという大河ファンタジー的なものがほのぼのと萌してしまったりもしました。

そしてこうしてならべてみますと、やっぱりこの白くてもふもふした劉さんはひじょうにうつくしい。
iPhoneを買ったばかりのとき、カメラアプリってのを弄るのが愉しくて、劉さんをデコりまくっていました
蜷川実花さん謹製の壁紙も綺麗だけど、これアナログでやってみたいな。
そんな野望をずっと抱いていましたが、17年年末から18年年始にかけてはお部屋の掃除も年跨ぎの仕事もわりあいするすると片付いてしまって奇蹟のように自由な時間ができたので、ようやく叶いました。以前、閻ちゃんこと閻孝国先生をデコデコさしていただいたことがありましたが、やっぱりこういうなんの稼ぎにもならぬことをちまちまやってんのがほんとにいちばん愉しいわ。とぞ思ふ。
御年賀代わりに、御笑覧くださいませ。(クリックすると、おっきくなります)







花も雪も 払へば清き袂かな。
ほんに昔のむかしのことよ。
わが待つ人もわれを待ちけむ。




今年もこんな調子でまいります。
よろしくお付き合いのほどを。

| 11:56 | blanc et noir | comments(4) | - |
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