三二三今天是他的生日。
2017.03.23 Thursday
3月18日同様、本日3月23日にも、日付が変わった瞬間にご本人みずから。
そうして夕刻にはおにいさまが。
三十九歳、お目出度う存じます、劉さん。
劉さんをご存じ無い向きにはこのアイコンのあかご(=劉さんのせがれ諾一)が劉さんなのだな、と誤解されてしまいそうなかんじもします。それもあながち外れていない気もします。しかし内面はともかく見た目はあかごじゃ無くて歳相応にかっこよい殿方なのですよ、ということを以下の画像で認識いただけますと幸いです。
きょう、ちょっと不思議なことがありました。
仕事でとある作家さんのことを調べていまして。
彼の生涯をたどっていって、最後にたどりついた日付が、1993年3月23日だったのです。
つまり、彼が亡くなった24年後の同じ日に、彼の事績をたどっていたということなんですね。なんだか不思議です。
なんだか不思議ですといえば、劉さん5歳の生日に満96歳で亡くなったその作家は、戦前の短編でこんなことを書いていました。
春子さんのお父さんは中国の太原にいます。春子さんとのぶ子さんは女学校の同級です。のぶ子さん一家がお父さんの転任にともなって北京へ引っ越すことになり、春子さんは、異国で暮らす友の身を案じています。そこへ、太原のお父さんの手紙に同封されたのぶ子さんの手紙が届きます。
森の都。
緑の風が吹く、青い鳥が棲む街。
粒子状物質による大気汚染著しい、劉さんたちも暮らすあの街が、かつては青い鳥の棲む、緑の風吹く森の都であったときくと、やっぱりなんだか不思議で、なんだかやっぱり、茫然としてしまいます。
たぐいまれなる才能を携えて、東北部出身のおぼこい青年がたどりついた北京の街は、往時そのままとはゆかぬ迄も、いまだ緑の風吹く都であったでしょうか。
そこでかれは、青い鳥に出逢ったでしょうか。
あるいはかれ自身がだれかの、青い鳥になりえたでしょうか。
《我是你的风》动画电影《冰雪大作战》宣传曲
そうして夕刻にはおにいさまが。
三十九歳、お目出度う存じます、劉さん。
劉さんをご存じ無い向きにはこのアイコンのあかご(=劉さんのせがれ諾一)が劉さんなのだな、と誤解されてしまいそうなかんじもします。それもあながち外れていない気もします。しかし内面はともかく見た目はあかごじゃ無くて歳相応にかっこよい殿方なのですよ、ということを以下の画像で認識いただけますと幸いです。
きょう、ちょっと不思議なことがありました。
仕事でとある作家さんのことを調べていまして。
彼の生涯をたどっていって、最後にたどりついた日付が、1993年3月23日だったのです。
つまり、彼が亡くなった24年後の同じ日に、彼の事績をたどっていたということなんですね。なんだか不思議です。
なんだか不思議ですといえば、劉さん5歳の生日に満96歳で亡くなったその作家は、戦前の短編でこんなことを書いていました。
春子さん、北京は東京よりもきれいで、東京よりもしずかな町です。
町中が僂任后
僂良が吹いているとお父さんは申します。
僂良の吹くようなところでなければ、悗つ擦いないとのことですわ。
「悗つ擦弔討いΔ里蓮幸福ということですよ。」
「僂良が吹くようなところでなければ、幸福がないつてことなの。」
「そうね、北京にも幸福があるということを、のぶ子さんのお父さんが、しやれておつしやつたんでしよう……北京は森の都といわれるほど、僂きれいだそうですから、ほんとうに僂良が吹いて、悗つ擦いるかも知れませんね。」
芹澤光治良「僂良」より
春子さんのお父さんは中国の太原にいます。春子さんとのぶ子さんは女学校の同級です。のぶ子さん一家がお父さんの転任にともなって北京へ引っ越すことになり、春子さんは、異国で暮らす友の身を案じています。そこへ、太原のお父さんの手紙に同封されたのぶ子さんの手紙が届きます。
森の都。
緑の風が吹く、青い鳥が棲む街。
粒子状物質による大気汚染著しい、劉さんたちも暮らすあの街が、かつては青い鳥の棲む、緑の風吹く森の都であったときくと、やっぱりなんだか不思議で、なんだかやっぱり、茫然としてしまいます。
たぐいまれなる才能を携えて、東北部出身のおぼこい青年がたどりついた北京の街は、往時そのままとはゆかぬ迄も、いまだ緑の風吹く都であったでしょうか。
そこでかれは、青い鳥に出逢ったでしょうか。
あるいはかれ自身がだれかの、青い鳥になりえたでしょうか。
《我是你的风》动画电影《冰雪大作战》宣传曲