王的拾遺22・始末。
2012.11.29 Thursday
今年の3月に支度がどうやら調いまして。
それから10日ばかり経って、開宴の運びとなりまして。
さらに8ヵ月を経て本日11月29日、宴まさに酣。
『王的盛宴』、公開と相成りました。
おめでとうございます。
この8ヵ月、というか11月の声を聞いてから今日までのほぼひと月は、毎日がまつりというか、個人的に狂騒でした。
記事だの動画だのをこまめに追っかけて収集して貼りつけるといったことをつねひごろさほど熱心にやっていない人間です。そんな人間が管理運営しているここもまた、情報収集・公開をやりたいがために立ち上げた場ではありません。怒濤の蔵出しに無言で嬉しい悲鳴的なものをあげつつも、取捨選択にちょっと試行錯誤したりもした。
迷いも悩みも無いように思われていそうですが、与太郎なりにけっこう迷うし悩むし考えます(笑)。
でも、迷ったり悩んだり考えたりしたおかげでなにかと初心に返る的な気持ちが発動したりしたし、『王的盛宴』を経て『藍宇』という映画と劉燁という役者がますますすきになったし、なんであれなにかを「書きつけたい」という欲望と情熱を、あらためて強く自覚したりしました。
いろいろなことを見つめなおすという意味で、たいへんにすてきな修行の時間だったと思います。
ちなみに「拾遺」とは、
「洩れているものを拾い補うこと。特に、ある書物に収録しそこなった作品・話などを拾い集めること」
という意味のほかに、
「君主を輔(たす)けて、その過失を補うこと。また、古く中国で、君主の過失をいさめる官」
という意味ももっています。
ふたつの意味をこめてちっちゃいカテゴリ名にしました。
自分というものはそもそもが、「拾遺」のようなものを目指して動いているのかもしれないなあ、なんてことにも気づいてみたり。
しかし、開かれた宴はいつか闌け、そうして終わりを迎えます。
いずれ始末は、つけなければなりませぬ。
製作発表から殺青、そして公開まで、紆余曲折ありまくりだったこの作品が日の目をみる本日を以て、とりあえずの始末ということで良いのかなと、いう気がしています。
とかいいつつ「始末のその後」についてもまた、「拾遺」という括りで拾い集めていくかと思います。なにしろこの極東で、劇場の銀幕で、私たちがこの作品に逢えていない現状。
真の「始末」は、日本公開という日の目を見たその日に。
公開日記念に、角色海報全員集合。
劉邦呂雉。項羽虞姫。韓信蕭何。張良項庄。范増項伯。戚姫子嬰。虞子期曹無傷。夏侯嬰樊噲(たぶん)。
韓信蕭何、張良項庄、戚姫子嬰あたりが個人的に萌照でした。
生かされて殺されたひとと、生かして殺したひと。
殺そうとする側と、護ろうとする側。
無惨に踏み躙られるためだけに咲く花のようなふたり。
彼らについても、書いてみたいことがやまもりです。
で。
公開日直前に持ってけドロボー的な勢いで。
●王的盛宴 記録片之欲望之海
●王的盛宴 蛻変之美
ふたつめのやつでおら沙溢さんにちょっとほれてまったかも……。
あとこれ。昨日からことあるごとに観てるんだが何度観てもええわこれ。愛され導演。
さらに。
19日の記事で載っけたおもしろ動画の別バージョン的なものもぽろり。完全極北仕様ですので「無理。」って方は踏みとどまってください。
それから10日ばかり経って、開宴の運びとなりまして。
さらに8ヵ月を経て本日11月29日、宴まさに酣。
『王的盛宴』、公開と相成りました。
おめでとうございます。
この8ヵ月、というか11月の声を聞いてから今日までのほぼひと月は、毎日がまつりというか、個人的に狂騒でした。
記事だの動画だのをこまめに追っかけて収集して貼りつけるといったことをつねひごろさほど熱心にやっていない人間です。そんな人間が管理運営しているここもまた、情報収集・公開をやりたいがために立ち上げた場ではありません。怒濤の蔵出しに無言で嬉しい悲鳴的なものをあげつつも、取捨選択にちょっと試行錯誤したりもした。
迷いも悩みも無いように思われていそうですが、与太郎なりにけっこう迷うし悩むし考えます(笑)。
でも、迷ったり悩んだり考えたりしたおかげでなにかと初心に返る的な気持ちが発動したりしたし、『王的盛宴』を経て『藍宇』という映画と劉燁という役者がますますすきになったし、なんであれなにかを「書きつけたい」という欲望と情熱を、あらためて強く自覚したりしました。
いろいろなことを見つめなおすという意味で、たいへんにすてきな修行の時間だったと思います。
ちなみに「拾遺」とは、
「洩れているものを拾い補うこと。特に、ある書物に収録しそこなった作品・話などを拾い集めること」
という意味のほかに、
「君主を輔(たす)けて、その過失を補うこと。また、古く中国で、君主の過失をいさめる官」
という意味ももっています。
ふたつの意味をこめてちっちゃいカテゴリ名にしました。
自分というものはそもそもが、「拾遺」のようなものを目指して動いているのかもしれないなあ、なんてことにも気づいてみたり。
しかし、開かれた宴はいつか闌け、そうして終わりを迎えます。
いずれ始末は、つけなければなりませぬ。
製作発表から殺青、そして公開まで、紆余曲折ありまくりだったこの作品が日の目をみる本日を以て、とりあえずの始末ということで良いのかなと、いう気がしています。
とかいいつつ「始末のその後」についてもまた、「拾遺」という括りで拾い集めていくかと思います。なにしろこの極東で、劇場の銀幕で、私たちがこの作品に逢えていない現状。
真の「始末」は、日本公開という日の目を見たその日に。
公開日記念に、角色海報全員集合。
劉邦呂雉。項羽虞姫。韓信蕭何。張良項庄。范増項伯。戚姫子嬰。虞子期曹無傷。夏侯嬰樊噲(たぶん)。
韓信蕭何、張良項庄、戚姫子嬰あたりが個人的に萌照でした。
生かされて殺されたひとと、生かして殺したひと。
殺そうとする側と、護ろうとする側。
無惨に踏み躙られるためだけに咲く花のようなふたり。
彼らについても、書いてみたいことがやまもりです。
で。
公開日直前に持ってけドロボー的な勢いで。
●王的盛宴 記録片之欲望之海
●王的盛宴 蛻変之美
ふたつめのやつでおら沙溢さんにちょっとほれてまったかも……。
あとこれ。昨日からことあるごとに観てるんだが何度観てもええわこれ。愛され導演。
さらに。
19日の記事で載っけたおもしろ動画の別バージョン的なものもぽろり。完全極北仕様ですので「無理。」って方は踏みとどまってください。