呼び銭。
2012.01.30 Monday
呼び銭とは、お財布に入れておくとお金を呼んでくれるお金のこと。
中国の古銭が良いといわれています。
赤貧洗うが如きミゼラブルな身の上ですので、とりあえず縋れる藁には縋っておきたい。
じゃないといつまで経っても中国に行けません。
新年に伴ってお財布を新しくしまして、新しいお財布に入れる呼び銭を五帝古銭にしようと思いました。
「五帝」とは、順治、康煕、雍正、乾隆、嘉慶という、清朝で隆盛をきわめた五人の皇帝のこと。
風水方面ではその五帝が発行した銅銭を「五帝古銭」と呼び、財運を良くしてくれたり、ものごとを好転させてくれたり、魔除けになったりするといわれます。
お財布に入れるのに5枚はかさばるので、1枚にしました。
清朝第四代皇帝康煕(こうき)帝の、康煕通寶。
お店の説明では古銭ということなのですが、ほんとにほんものの古銭なのかどうか、見る目が無いのでわからない。康煕帝の治世は17世紀半ばから18世紀初頭、日本でいえば江戸時代初期。赤穂浪士が吉良邸に討ち入りしたりしているころです。しかしそんなに時代がついてるようにもみえない。まあレプリカだってべつにいいんです。康煕帝というところがポインツなのです。
なぜならばこのおかたは諱(いみな)を
げんよう
と申し上げるのです。
お生まれになったのが「3月18日」(旧暦)だったりするのです。
ほらもう素通りできなーい。
古来中国には、臣下が皇帝の諱の字やその音の使用を避ける「避諱」という慣習がありました。
劉燁さんが康煕年間に生きて役者をやっていたら、皇帝と同名という禁忌に触れてしまいますから、劉燁さんは「劉燁さん」じゃなかった、かもしれなかったんですね。
清朝皇帝といえば。
年頭から東博で『北京故宮博物院200選』が開催されています。呼びものの「清明上河図」は1月24日までの展示だったので、見そびれてしまいました。なんでも入場してから現物を拝むまでに数時間かかるという、とんでもないことになっていたみたいです。見られなかったのは残念ですが、いまの気分的にはだんぜん「康熙帝南巡図巻」です。2月になったら上野に行ってまいります。
中国の古銭が良いといわれています。
赤貧洗うが如きミゼラブルな身の上ですので、とりあえず縋れる藁には縋っておきたい。
じゃないといつまで経っても中国に行けません。
新年に伴ってお財布を新しくしまして、新しいお財布に入れる呼び銭を五帝古銭にしようと思いました。
「五帝」とは、順治、康煕、雍正、乾隆、嘉慶という、清朝で隆盛をきわめた五人の皇帝のこと。
風水方面ではその五帝が発行した銅銭を「五帝古銭」と呼び、財運を良くしてくれたり、ものごとを好転させてくれたり、魔除けになったりするといわれます。
お財布に入れるのに5枚はかさばるので、1枚にしました。
清朝第四代皇帝康煕(こうき)帝の、康煕通寶。
お店の説明では古銭ということなのですが、ほんとにほんものの古銭なのかどうか、見る目が無いのでわからない。康煕帝の治世は17世紀半ばから18世紀初頭、日本でいえば江戸時代初期。赤穂浪士が吉良邸に討ち入りしたりしているころです。しかしそんなに時代がついてるようにもみえない。まあレプリカだってべつにいいんです。康煕帝というところがポインツなのです。
なぜならばこのおかたは諱(いみな)を
げんよう
と申し上げるのです。
お生まれになったのが「3月18日」(旧暦)だったりするのです。
ほらもう素通りできなーい。
古来中国には、臣下が皇帝の諱の字やその音の使用を避ける「避諱」という慣習がありました。
劉燁さんが康煕年間に生きて役者をやっていたら、皇帝と同名という禁忌に触れてしまいますから、劉燁さんは「劉燁さん」じゃなかった、かもしれなかったんですね。
清朝皇帝といえば。
年頭から東博で『北京故宮博物院200選』が開催されています。呼びものの「清明上河図」は1月24日までの展示だったので、見そびれてしまいました。なんでも入場してから現物を拝むまでに数時間かかるという、とんでもないことになっていたみたいです。見られなかったのは残念ですが、いまの気分的にはだんぜん「康熙帝南巡図巻」です。2月になったら上野に行ってまいります。