蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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『葉問』観たいですよ。
と思っています。
いっそDVDお取り寄せすべえかと、長いこと迷っております。
とかのんびり迷ってたら決まってたんじゃないですか東京国際映画祭での公開が!!!

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でも、ああああ、二日だけしか上映してくれない……。
チケット方面はまちがいなく熾烈なかんじになるのでしょうが、トライするだけしてみます。
だってやっぱりでかいスクリーンで観れるもんなら観たいもの。昨今の日中関係をかえりみれば日本劇場公開はこの先あるのか無いのか覚束ないし。(南2映画なんかいうに及ばず。しくしく)






なんで『葉問』が観たいのかといえば、モチベーションは主役のひとじゃなくて(すいません)、個人的にちょっと気になる役者・池内博之くんと、『コネクテッド』でぽぉっとなってしまった樊少皇(ルイス・ファン)さん。

樊少皇さんは『コネクテッド』後に出演作品を3本鑑賞しまして。
そこで拝見したあまりといえばあまりなお色気戦闘マシーンっぷりに、「ぽぉっ」どころかぼうぼうになってしまいました、わたしのハートは。


樊少皇さん@『少林キョンシー』


樊少皇さん@『カンフー無敵』


樊少皇さん@『カンフーシェフ』



ご覧のとおりストレートに濃いおにいさんです。
「濃い」という意味では、自分のなかには北村一輝さんという先達がいらっしゃるわけですが、樊少皇さんは北村さん以上の「特濃」ってかんじです。濃くって、かつエロティックかつ美しい肉体の持ち主です。その美しい肉体で以てつくりだすあのアーティスティックな、殺気溢れるグルーヴ。体技に優れた殿方ってええわぁ、としみじみいたします。そしてプライベートじゃフレンチブルドッグちゃんとヒョウモントカゲモドキちゃんにめろめろな心やさしいおにいさん。そんなギャップもますますすてきな樊少皇さんに、ぜひとも劇場のでっかいスクリーンでお逢いしたいものでございます。



【追記】
『十月圍城』、10月27日にも上映があるそうです。わーいだったら行けますよ!
涙目で以下スケジュールまとめ。


●2010東京・中国映画週間オープニングセレモニー
『ボディガード&アサシンズ/十月圍城』
10/24(日) 15:00 全席指定
TOHOシネマズ 日劇1

『イップ・マン 序章/葉問』
10/23(土) 16:30
『イップ・マン 葉問/葉問2』
10/23(土) 19:30
シネマート六本木 スクリーン4

『ボディガード&アサシンズ』
10/27(水) 18:35 自由席
東京都写真美術館ホール

『イップ・マン 序章』
10/29(金) 12:00
『イップ・マン 葉問』
10/29(金) 15:00
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen5


チケットの一般発売は10月9日(土)10:00から。チケットぴあでのプレリザーブ受付は、明日10月2日(土)11:00からです。
詳細→
| 10:48 | 電影瑣聞。 | comments(8) | - |
原野初日。
「原野」で検索してみえたかたがいらっしゃいました。なんだか嬉しいです。どうもありがとうございます。舞台はこんな模様だそうでございますよ。







まちがいなく確信犯だと思いますが、女優さん以上にお色気過剰な上着のはだけっぷりです。なんとゆう桃源郷。もしまんがいちこんなもんを最前列とかでナマで拝めてしまったら……などと考えただけであっちもこっちももれなくだめになってゆくわたしなの。


しかし、びっくりしたんですけど、初日終わったばっかなのに早くも舞台の動画なんかがっつり出ちゃうんだね。
日本じゃ考えらんないです。良くも悪くもほんとにあくどいお国柄(笑)。そんな動画はこちらからごらんになれますよ。18分強ございます。



んで初日後のインタヴューはこちら





毎度筋もんスレスレな私服センスにずっきんどっきん。
| 03:07 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(0) | - |
Voi che sapete che cosa è amor ──『小さな中国のお針子/Balzac et La Petite Tailleuse Chinoise』




1971年、中国。
文化大革命の嵐が吹き荒れる只中、青年ルオとマーは、「再教育」を受けるため山奥深くの村に送り込まれる。けわしい山々に囲まれ、空まで届きそうな石段のこの村は、文明と呼ばれるすべてのものから隔離され、時間が止まったような不思議な空間だった。そこで2人は村で唯一の仕立屋の孫娘である美しいお針子に出会い、たちまち恋に落ちる…。




「藍宇後」に観た最初の劉燁作品でした。



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| 13:18 | 電影感想文。 | comments(4) | trackbacks(1) |
カラーミーラヴ。
劉燁さん主演最新作『愛出色』。
ポスターこんなです。







うむむ、色彩設計センス的にどうもあんましかっこいいと思えない……。
しかしさすがは最強横顔王子、横向かせときゃとりあえず無敵。劉燁さんのうつくしい頬骨には脊髄反射でデレてしまう頬骨スキーの自分です。そんな自分ですがじつはこの映画の内容がよくわかっていません。こんな映画みたいなのですが、劉燁さんがアーティストでセレブとかいう時点でまず混乱です。





巷には、下着姿の女のひとと絡んでいるはづかしいスチールなどが出回っています。拝見するにつけどこをどんなふうに期待して良いのだかますます混乱です。扇情的なとこばっか必要以上に抽出して必要以上にわあわあ騒いでんじゃねえの?みたいな気もします。しかし『亞洲惑星 華流Special』さんにはそれを裏書きするような以下の文章が。

リウ・イエは、過去作品でも、『ジャスミンの花開く』でチャン・ツィイーと、『王妃の紋章』では、コン・リーと、そして『美人草(原題)』では、スー・チー(『SEX&禅 ツイン・パック』) 等、豪華美人女優との共演でラブシーンを経験済みだけでなく、『情熱の嵐 〜LAN YU〜』では、同性愛者として俳優のフー・ジュン(『大漢風 項羽と劉邦』)とのベッドシーンも演じたこともあるだけに、ベッドシーンを演じさせると右に出るものはいないとさえ言われています。



うひゃあ。

2009年度に劉燁ヲタライフをスタートさせたばっかの自分がおぼこいだの健気だの不憫だの可憐だの仔犬ちゃんだのとほざいてるあいだに、大陸では床上手俳優としてちゃっかり定評あるひとになっちゃっていたと、いうことでしょうかこれは。
「俳優のフー・ジュンとのベッドシーンも演じたこともあるだけに」→「右に出るものはいない」てその身も蓋も無い文脈もどうなんですか……。
でもなんか暴露本読んだ限りじゃ毛さんも、きれいなのなら女も男もカモンなひとだったらしいです。まさかそんなとこが偉業映画キャスティングの鍵じゃ無かったことをいまさらマリア様に祈ります(笑)。





【追記】
つべにも預告片上がってました。
“She is my muse.”とか言ってました。ああますますはづかしひ……。ていうかこれジョアン・チェン共演だったのね。いま知りました。なら観るか(げんきん

| 08:52 | Liu Ye(劉/リウ・イエ) | comments(4) | - |
原野。
胡軍さん久々の舞台復帰作である、劇作家・曹禺生誕100年記念公演『原野』。
9月24日に初日があきます。


劉燁さんの『琥珀』もでしたけど、自分に金と暇さえありゃあ北京にすっとんでいきたいです。

映像でしか知らない役者に、劇場という悪場所で逢瀬を果たしてしまう。それがどれほどスペシャルな経験であるか、なんてなことはこれまでも散々味わってきたです。散々味わってきたけどぜんぜん飽きない。こまったものだ。こまったものだが役者に惚れるというのはそういうことで、藍宇の言葉を借りれば正しく麻薬のようなもので、己の狂態をうすうす感じてああなんてあさましいと思いながらもとめられない。言ってるそばからここ数日も、こんなのだのこんなのだのこんなのだののチケット絡みで命削ってるわたしでした。すべて無事押さえましたが。しかし佐々木北村北村ならばともかく大陸はあまりに遠うございます。


ま、そんな『原野』。
メディア公開稽古があった模様です。→
共演の徐帆さんをいともかるがるとかついでしまう兄貴。ああ、なんてたくましいのでしょう……。そんな一点の曇りも無い笑顔で、自分もぜひともかついでいただきたいです。




殿方がお姫様抱っこできる許容量(つまり相手の体重)ってどれくらいなんだろうか、ということが先日来、気になってたまらないです。
ためしに「お姫様抱っこ 体重」でぐぐってみると、同じようなことが気になってたまらないかたがけっこういらっしゃいまして。自分の体重と同じくらいまでならいけるとか、いやいや自分の体重の70%ぐらいが限度だとか、ベンチプレスで鍛えてらっしゃるかたは100キロ以上も可とか、個人差がものすごくあるのですね。ちなみに胡軍さんは185センチ70キロ(公式調べ)。上のお写真の徐帆さんは身長170センチ体重非公開。170センチが米俵状態なのだったら162センチ49キロ(現在)の自分でももしかしてお姫様抱っこ可の範疇なのかな胡軍さん的に。すいませんつい血迷ったことを妄想してしまいましたほんとすいません。

血迷いついでにでは185センチ75キロのひとだとどうか。兄貴より5キロ超ですが、この際ベンチプレスと思ってひとつチャレンジしてみてはいただけないでしょうか。ちなみに劉燁さんですが。役によって体重変動がものすごく激しそうなので、実際いまのこのひとが体重いくつなんだかもはやようわかりません。それ以前になぜお姫様抱っこ?ということなのですが。ま、いいじゃないか細かいことは。


ああああ『原野』のことがすっかりお留守になっちゃって。公演についての詳細は国家大劇院公式HPの『原野』のページをご覧くださりませ(丸投げ)。→
大陸遠征お考えのかた、チケットもこちらから買えるみたいですよ。





小浪ちゃんといっしょ。
| 03:00 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(0) | - |
閻孝国、十月東京降臨。
『十月圍城/BODYGUARDS AND ASSASSINS』、第23回東京国際映画祭での上映が決まりました。
(日本胡軍影友會様、いつも情報ありがとうございます)


「2010東京・中国映画週間」でのオープニング上映です。10月24日(日)15:00 〜 17:18@TOHOシネマズ日劇。詳細こちら→
邦題が『ボディガード&アサシンズ』。なんの工夫も感じられません。やっつけですか? まあでもそんな邦題だっても上映していただけるだけでありがたいおめでたい。この勢いでかねて噂のある日本での封切りも、現実になっていただきたいものでございます。


ただ、わたくしこの日は橘高文彦先生デビュー25周年記念ライヴという、大切な大切な催しが恵比寿リキッドで開催されるもんですから、残念ながらTOHOシネマズ日劇にはうかがえません、しくしくしく……。
幸運にもチケット穫れたかた、大スクリーンで世にもおそろしい閻孝国兄貴をどうぞ堪能してらしてくださいましね。中の兄貴が来日なさるかどうかはいまのところ不明のようですが。昨年来日時はヘリでアークヒルズ降臨という豪快さんっぷりでしたが、今回もしいらっしゃるならお馬で、ええ、ぜがひでもプリーズ。







●『十月圍城』感想、拙文ですがよろしければ→
| 12:53 | 電影瑣聞。 | comments(0) | - |
九月九。
秋の菊にほふかぎりはかざしてむ 花より先としらぬわが身を

(紀貫之/古今集・二百七十六)




野分が渡って行きました。


白露を過ぎた今朝あたり、漸く風が冷えてまいりました。
夏の季語である「朝涼(あさすず)」を月遅れで、しかも重陽のこの日にしんみり体感するというのも、なんだか間が悪い気持ちです。

京師では重陽を九月九(jiu yue jiu)という。毎年九月九日になれば、都人は茶壺を提げ、酒器を携えて城外に出で高処に登る。

『西京雑記』には武帝のとき宮人の賈佩南が、九月九日にはじかみ(茱萸)を食い、菊花の酒を飲んだと見える。なお菊と九は北京音では相通ずる。

(『燕京歳時記』 敦崇/東洋文庫83・平凡社)


『燕京歳時記』では「はじかみ」としていますが、はじかみとは山椒の古名で、呉茱萸(ごしゅゆ)は山椒と実の形が似ているところから、「カラハジカミ(唐の国のはじかみ)」という名前がついたのだとか。重陽節は別名を茱萸節ともいい、

茱萸節(しゅゆ・せつ)
陰暦9月9日の節句。中国では昔、この日に茱萸の実を袋に入れて山に登り、茱萸の実を頭にさして、菊花酒を飲み、邪気を払ったという。

(デジタル大辞泉)


室町時代にはじまった日本の有職造花にも、「茱萸嚢」というものがあるそうです。


もとより重陽は陰暦で数えるべきで(それは冬至も同様で)、茱萸の実も色づかないし菊の気配すら無いというのに陽暦の数字に言寄せるのも無粋なんですけれど。
まあ去年の今日もこんなの書いちゃいましたし。そういえば2009年だった昨年の今日て、九の三つ重ねだったわけなんでした。おめでたいんだか禍々しいんだかわかりません。

そういう次第で皆さまも、今夜はお酒でも酌みながら、おめでたくて禍々しい血塗れファミリードラマなんかごらんになってくださいましね。




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| 13:12 | Liu Ye(劉/リウ・イエ) | comments(4) | - |
「ある意味中のひとより長袍らぶでこまっちゃう」の巻。
先日、映画『建党偉業』の記者発表があったそうです。
ではあらためてご紹介しましょう。ヤング毛沢東さん役の劉燁さんです。びみょうですかそうですか。



だ か ら 長袍は反則ですてばイエたん。
そして長袍以前にそのでかすぎる歩幅はなに(笑)。


毛さん周さん以外のキャストさんも、ぞくぞくと発表になっているようです。
毛さんのはつ恋の相手、陶毅に湯唯(タン・ウェイ)。
『好奇心は猫を殺す』でガードマン奮斗だった廖凡(リァオ・ファン)がヤング朱徳。

そして、『一針見血』で蘇岩(劉燁)に毎度ぼこぼこにされていた劉長江こと黄覚(ホアン・ジエ)さんが李達。




李達夫人の王会悟が周迅(ジョウ・シュン)。



周迅、このビジュアルだと『とくダネ!』の高木美保に似とる。そしてリアル王会悟は本田博太郎に似とる。すいません。気のせいだと思うことにします。



 毛さん王さんツーショットも。


もたもたして映画の感想文まだ書いておりませんでしたが、あの妖精のように可憐だった小裁縫と小裁縫に輪を掛けて可憐だったマーくんが、8年経ったらこんな事態とはちょっと言葉がございません。いっそ周さんも込みで三人並びにしていただきたかった以下参考資料。


| 15:21 | 電影瑣聞。 | comments(6) | - |
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