蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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はじまりは藍い色。
2010年このかた3月18日には仕事を入れない人生ですが5日違いのきょうもまた。


十有五而志於学。三十而立。四十而不惑。
我相信你一定知你的天命。
生日快乐,刘烨。



ふ‐わく 【不惑】
(1)まどわないこと。心が乱れたり悩んだりしないこと。
(2)(「論語‐為政」の「四十而不惑」から転じて)四〇歳の異称。
(日本国語大辞典)



わたしがかれを知ったとき、かれは而立を過ぎて、31歳になったばかりでした。
夏に『コネクテッド/保持通話』が公開され、秋に『建国大業』が「2009東京・中国映画週間」で上映された、そんな年。当時の『コネクテッド』の感想文に、
「キレ系のヒールばっかり演る、いわゆるクセモノ役者で終わりもせんだろうこのひとは、と思う」
なんて書いていました。
劉という中国の若い役者を知って3ヵ月にも満たないころに立てたこの予測を、かれ自ら、きれいに裏書きしてくださったようなこの10年だったと思います。

惑わずの齢になりましたか、劉さん。
四十にして惑わずなんて言えるのは孔子先生がスペシャルにえらいからで、途上において惑ったり悩んだり道を踏み誤ったりすることも、この先まだまだたくさんあるのではないかと思います。とはいえ野性と直感と明敏さ、そして生来のユーモア、なによりお人柄のよさを携えて歩むあなたの前に、往くべき道は自ずと拓けていく筈ですよ。


そんな劉さんの来し方を、出演作品の海報とともに俯瞰してみる今宵。





●三二三今天是他的生日。(2017年3月23日)
●歳月流逝。(2016年3月23日)
●323生快。(2015年3月23日)
●dazzled and confined.(2014年3月23日)
●龍在我的心中。(2012年3月23日)
●ぼくたちは犬の世界観で生きている。(2011年3月23日)
●祝您生日快楽。(2010年3月23日)



こそこそ。
| 23:46 | Liu Ye(劉/リウ・イエ) | comments(4) | - |
Comment








例のごとく出遅れてます。すびばせん…(涙)
こいぬよんじゅっさい!!!(笑)
思わず平仮名でさけんぢゃうんですけども(笑)
リウイエさん40歳おめでとうございます!

胡軍さんともども生まれてくれてありがとうございます!!…こいぬ星からはるばる地球に来てくれてありがとう!(笑)
そして胡軍さんと出逢ってくれてありがとう!
…最近ぢゃあ、なんだかあたりまえのように(笑)バラエティ的な番組とかイベントとかで“しれっ”とにいさんと共演してますが(笑)
全世界の皆(え)が望んでる、銀幕でのふたりの共演はいつですかっ!?(鼻息)
待ってます!!(ぴしいっ!)

で。
海報眺めてしみぢみし(や、やっぱし『藍宇』日本語版のチラシ?のデザインえろくていいです〜)
そして!
『こそこそ』拝見いたしましたーーー!!
きゃーーー♪すばらしいっ!!
これはあ♪若きこいぬ26歳の写真集『捉影26』からですよね♪
(…まて。影を捉える?え?時節柄(笑)「影」といわれればどーしたって胡軍さんご出演の『影』しかでてきませんが?が?・笑)

…やっぱり…素肌にガウンで横たわり片方の太ももしっかりみせ(笑)っていうシチュエーションってフツー女優さんがやるもんでないの?(笑)ってあらためて思いました〜(そこか・笑)

いや、ひさびさに見て不覚にもどきっとしたもので(笑)にいさんも「不覚にも」どきっとしてほしいなあなんて思いました(笑)
posted by カエル | 2018/03/25 2:25 AM |
>カエルさん

こちらもお返事がたいへん遅くなってすみません!
そして、先日のお花見、今年もご参加ありがとうございました。楽しい半日でした。

でも、耳のほうもしばらく調子良かったのに、先週からまた音割れ(「聴覚補充現象」というらしい)が戻ってしまい……。
聴力は以前よりも良くなっているからもう病院に来なくてもいいですよと言われて喜んだ矢先だったのでちょっとがっくりです。
ここ数日すごくめんどくさい校閲仕事にかかっていたので、そのせいだろうと思うのですが。
胡軍さんリウイエさんのスライドショウをこさえているときは、あんなに夜なべしたってだいじょうぶというかむしろそれで耳も復調したんだろうと思うのですが。
あと今水星が逆行してるので、そのせいもあるんじゃないかと思うのですが。
原因は自律神経の乱れなので、一番いいのはお仕事をセーブして好きなことやってのんびりして日々のストレスを軽減することだ──とは過去の経験から重々わかっちゃいるんですが、実家方面の諸々もあるのでなかなかままなりません。
ああ一週間まるまるなんにもやらないことにして、胡軍さんリウイエさんの過去作品振り返ってウットリしたりしたいー。

でも、だからこそ、こういう時にこそ推しの存在って大事だしありがたいなあと感じます。
あくまで私の場合ですが、寝食忘れるくらいなにかに前のめりになって泣いたり笑ったりすることが、やっぱり心身ともに自分を助けてくれるんだと思います。

しかしリウイエさん26歳の砌の写真集をみていてふと思いましたが、どうして胡軍さんの写真集はないのだろう?
リウイエさんとちがってアイドル的な人気のある役者さんじゃあなかったし(既にして20代からアダルツ)、しかたないことではありますが、被写体としてのポテンシャルは非常に高いじゃないか、いまからでも遅くないから写真集出してくれまいか、なんだったらリウイエさんとのダブル写真集でもいいからていうかむしろそれがいいから!!
と、血迷っていたりします(笑)。ちょっとあれこれ妄想して耳を治す!
posted by レッド | 2018/04/03 10:17 AM |
あんなに沢山降った雪もすっかり解けて、桜も散って、春ももう終わりかと思うような暑い日もある今日この頃ですが、お元気でしょうか?
身内に、脳神経系の病気を患っている者がおりまして、季節の変わり目の、気温・湿度の急な上昇には十分気を付ける様に医師から言われています。
耳も繊細な器官ですので、この時期お気を付けください。

リウイエさんも40歳ですか。この方は本当に年を重ねても、バサバサまつげでどこか愛嬌のある可愛らしい方ですね。実際お会いしたら、長身とあまりの美男子ぶりに、可愛いなんて言葉は吹き飛ぶでしょうけど。

リウイエさんの、映画撮影所で生まれ育ち、長じて大学在学中から映画の主役に抜擢されてからのこの活躍ぶり。もう、後数十年したら、彼の人生を映画化してほしいぐらいです。
撮影所で映画を身近に育った少年が、映画スターになるなんてあまりにも劇画チックすぎて、逆にフィクションでは今どき誰も作らないような気も。

余談ですが、リウイエさんが育った撮影所と日本との戦前からの係わりに興味が湧いて何冊か読みましたが、中国映画の礎を築くことに日本人も大きくかかわっていたといくことがよく分かりました。

『藍宇』を切っ掛けにどんどん、読みたい本・映画が増えて、時間とお金が追いつかずに嬉しい悲鳴を上げている私です。

レッドさんのブログの更新楽しみにしています。



posted by スノウ | 2018/04/27 8:42 AM |
>スノウさん

お返事遅くなってすみません。
いきなり暑くなった感のあるこの数日ですが、お身内の方はおかげんいかがでしょうか。体が暑さに慣れないうちは体調も崩しがちですので、どうぞお大事になさってくださいませ。
母の死に伴う諸々で映画館に行くこともなかなかままならず、おまけに耳がこんなではますます行けないなあ、と思っていましたが、ツボマッサージ&リンパマッサージを日々こつこつ続けているせいか、一時期あった聴覚補充現象という非常に鬱陶しい音割れ症状はおさまりました。左右の聴力も上がっています。自分の声が響くように聞こえる自声強聴というやつはあいかわらずですが、これはもう、これ以上改善はしないのかなあと。メニエールは症状を繰り返す病気ということなので、現状のまま維持できればまあいいかなという感じです。

以前こちらにコメント下さった方が北京の書店でリウイエさんに遭遇したそうですが、足とかつるっつるで(北方の人なので体毛が少ない)、すごくかっこよかったそうです。やはり写真や映画で見るのと実物の印象のあいだには、ものすごい開きがあるんでしょうね。
親御さんも映画に関わる仕事をしていて、撮影所を身近に感じて育ったリウイエさんですが、誕生日が黒澤明と同じってあたりもなにか申し子的なものがあるような。

ただ、以前に比べるとDVD/Blu-ray化される率がどんどん低くなっているためネット視聴がメインになり、便利といえば便利なのですが、お取り寄せのわくわく感があじわえないのもちょっと残念です。昨今の出演作品はほぼ日本では(映画祭でも)上映されていませんし……。胡軍さんもそうですが、やはり銀幕で拝みたい御方なんですよね。日本で評価の高い『山の郵便配達』はいまでもわりかし特集上映などにかかりますが、学生時代に出た作品がいまだに代名詞になっているのもちょっともったいない気がします。それ以外の作品ももっとスクリーンで観れると嬉しいのだがなあ、なんて昔の海報をまとめながら思いました。
posted by レッド | 2018/05/01 8:11 AM |
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