蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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《爸爸去哪儿3》第3期20150724。
くそあづい上にくそいそがしく、感想文を書く時間がなかなかとれません。この回だって7月放映だったのに気づけばいまはもうアウガストじゃないですか。この調子だと最終回の感想文は年の暮れぐらいになるかも知れません。そんな『爸爸去哪儿第三季』第3期、陝西省につづくロケ地は雲南省西双版奈(シーサンパンナ)・タイ族自治州。








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恒例お部屋選びゲームは、おとうさんズが8分以内に現地の女性たちの髪をタイ族ふうに結いあげ、そのできばえをプロの髪結さんがチェックして美しい順に順位をきめ、その順位に従って優先的にお部屋を選べるというもの。まずは髪結さんにお手本を見せていただきます。





そののち、年齢も髪の長さもまちまちな5人の女性のなかから好みのモデルさんを選ぶんだけどもなにしろ胡軍さんが早かった。いのいちばんに若くてそこそこチャーミングな娘さんに手をつけていました。ご自身の太太にもびみょうに似てるとこがあるのでこういう女性がタイプってことなんですよきっと。ところが髪を結われてるあいだ、この娘さんが片時もじっとしておらず(もしかしたらこのひとだけ仕込みかも知れない)。むくむくの指で慣れぬ仕事に苦心惨憺の胡軍さんがブチギレて、身動きするたんびに

「あああああ動くな動くな動くな!」
「ぐらぐらしてんじゃねえー!」
「しゃんとしねえかこのアマ!(意訳)」


と、怒りのバリトンヴォイス炸裂。


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【髪結い審査結果】
1位 劉→1号房:有華麗孔雀的花草房
2位 鄒市明→2号房:美酒飄香的醸酒房
3位 胡軍→5号房:視野快闊的風景房
4位 夏克立→3号房:具有傣家特色的造紙房
5位 林老師→4号房:歴史悠久的木房子


諾一が1号房を選んだのをみて例によって軒軒が1号房がいいとぐずりだす。

諾一ちょっと涙目になりつつも男気を見せて1号房を軒軒に譲る。

それをみていた劉さんが1号房がいいとぐずりだす。

諾一ふたたび男気を見せていたいけなおとうさんを慰める。


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諾一の男気に皆が感動しているあいだに、鄒市明さんとクリスさんに
「夜になると孔雀がお尻をつつきにくるぜ」
「やつらは咬みつくぜ」
とよってたかってだまくらかされてにわかにびびった軒軒が1号房を諾一に返上するなど、すったもんだを経て皆さんおさまるところにおさまりました。前回のロケでは身から出ました錆ゆえにとんでも無い穴ぐらを引き当ててしまってガツカリな劉さん父子でしたが(今回の貧乏くじは前回と打って変わって林老師・大竣父子)、いちばん綺麗なお部屋を手に入れることができてとくにおとうさんが得意満面です。白い紗の蚊帳をおろしたロマンティックな寝床にしどけなく横たわる、小藍宇な諾一サービス画像をどうぞ。


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つぎはお部屋のなかに隠してある任務カードを探しだし、それに記された指令に従って白衣に着替え、「貝葉書院」という禅宗のお寺でプチ修行です。その模様がこちらの記事にとりあげられていました。
『慢●漫说』吃多少,打多少!

修行其の一は坐禅。暑いのと眠たいのとで舟を漕いでしまう諾一。






其の二は自分を生んでくれたおとうさんおかあさんの恩に感謝しての拝礼。
先のロケでは岡っ引き感半端無かった林大竣ですが





こうしてみると小坊主感もものすごかった。
お辞儀をするときの手の揃え方が異常にかわいい。
こういう小坊主人形ありますよね、木魚にもたれて居眠りしてたり腹這いになってあまえた顔でみあげてたりするやつ。みうらじゅんさん曰くところの「甘えた坊主」。そんないやげ物、もといかわいい小坊主を前に林老師の涙腺も決壊だったのは言うを俟ちません。

其の三はお昼ごはん。禅宗では食事もまた修行。お米と野菜だけの精進料理(素食)です。ごはんとおかずをめいめいお碗によそっていただきますが、自分がよそったぶんは残さずきれいに食べなければなりません。つまり自分が食べられるぶんを按配してよそわなければなりません。しかしそこは頑是ない餓鬼どもですから「按配」とか考えないやつは考えない。めしばかりてんこ盛りにするやつ。おかずだけてんこ盛りにするやつ。こどもなりに人生いろいろでした。











軒軒、夏天、康康がきれいに食べおわって席を立っても、己の限界を視野にいれずに盛りすぎた諾一と大竣はまだ終わりません。給食がたべられなくて日が暮れるまで居残りをさせられた小学生時代のかなしい思い出とか、ちょっとよぎってしまいました。一騎討ちの結果、最後まで残ったのが林大竣。他のひとらを待たせた罰として仏塔のまわりのお掃除をさせられますが、その姿がますます小坊主感満載です。一休さんの恰好させたい。白いきものに黒いスカートみたいなやつね。あのスカートは「腰衣(こしごろも)」というそうですが、正式には「裙子(くんず/qunzi)」。正しく中国由来のスカートでした。





食べ物を粗末にしてはいけません、出されたものは残さずありがたくいただきましょう、というのが日本的な美徳ですから、日本人にとっては禅宗の食事作法は比較的受け入れやすいと思うのですが、中国では「残すこと」がマナーであったりします。食いきれないほど料理を出すことがすなわちおもてなしであり面子であり、それに対して「もうおなかいっぱいです食べきれないほどのご馳走をどうもありがとう」という意味で、最後にちょっとだけ残すんだそうです。昨今微博から「完食キャンペーン」が始まったりなどして事情はいくぶん変わっているようですが、「ちょい残し」がグッドマナーとされる中国で育ったこどもらの目に、完食を旨とする禅宗の食事はどう映ったのか、ちょっと気になるところではあります。

修行のあとはお部屋にもどってお昼寝。そして地元おとうさんズと対決するおたのしみ運動会です。関係無いですがたまたま父子ペアルックかつ父子ともにアングルもいっしょだったご両家。






最初のゲームは目隠しをして「傣家特色美食」を食らい、早く完食したほうが勝ちというもの。ひるめしでの「完食」という修行はこのための伏線だったのか、という気もします。ゲームが始まるまでなにが出てくるのかはわかりません。先鋒は胡軍番長の「市明、行け!」というぜったいに逆らえない鶴の一声で最年少ぱぱ鄒市明さんに決定。以下、順番と食ったもの。

一番 鄒市明/知了(セミ)
二番 胡軍/唐辛子で味付けしたマンゴー
三番 林老師/蚱蜢(中華稲蝗=イナゴの一種)
四番 夏克立/牛撒撇(牛の胃袋で作る名物料理)
五番 劉/水蜈蚣(ムカデ)





だいたい虫ばかり食わされていました。
鄒市明さん胡軍さんが勝ち、林老師とクリスさんと劉さんが負けて、地元おとうさんズの勝利。
次の氷を溶かしてなかに入っているピースをとりだしパズルを完成させるゲームは、平熱の高そうな胡軍さんがみずからの肌でばりばり氷を溶かしまくって『爸爸3』チームの勝利。
最後はこどもらによるバケツリレー。二番手諾一の致命的なコントロールの悪さが仇となって地元チームの勝利。2対1で地元チームの優勝がきまりました。
運動会のあとは、そうです、6月のロケんときに撮っていたあの水かけまつりです。でもふんどしいっちょうの胡軍さんが仁王立ちするみこしを裸男どもがかつぐ的なステキまつりじゃなくって(ちぇー)、タイ暦6、7月(陽暦4月中旬)ごろに行われる「潑水節」というタイ族のおまつりだそうです。水をかけられると幸せになるんだそう。そういえば番組冒頭でも、村に到着した父子たちにひとびとが水をかけて歓迎していました。

記事読んでしみじみ思い返しましたがこのときは、空港を歩く胡軍さん劉さんのあいだを繋ぐが如く、虹が架かったものでした。
びみょうにぎくしゃくしているふうなおふたりの関係がどんなことになっていくのかもわからなくて、そうした吉凶ひっくるめて「虹」というマジカルな卦に託し、「その先」を占っていたような気がします。
とくにこの第3期では、どっちかというとこどもの側に軸足を置いている劉さんが滴るように濃厚な胡軍さんの父性に感応してあまったれ、それを胡軍さんがにこにこしながら受け容れる、ところどころでそうした気配が濃厚にかんじられました。陳捍東と藍宇のあいだにあった、歴然と恋人どうしでありつつも擬似的な父子をにおわせる関係。勿論往時そのままでは無いにせよ、その再構築を今更乍らみせられているような。どうもなんだか現実のほうが夢すぎて、あまりに自分の熱望していた物語めいていて、対応の仕方がよくわかりません。


運動会のあとはおとうさんのつくる夕ごはんです。
劉さんちはどうみても塩入れすぎなじゃがいもの炒めたのと、ちょっとやわらかめのおかゆのようなごはん(水加減をまちがったのかも)に醤油をかけたの。






前回のコーラもそうでしたが、醤油かけただけのごはんでも、おとうさんが作ってくれればおいしそうに食べる諾一がなんとも可憐です。
胡軍さんがこしらえたのは野菜のたまご炒め。私も作っていただきとうございます。しかもここでいきなりめがねという飛び道具を!! どうしてくれようか!!






夕食のあとはタイ族特有の竹製ロケット花火「高昇(gaosheng)」をとばします。竹でつくった発射台に高昇を立てかけ、おとうさんが梯子をのぼっていって導火線に火を点けるというミッションは、見ているこどもにしてみればかなりのスリル。





第1期から一貫して、めっぽうクールなかんじで通してきた康康のモードがここでがらりと変わります。はじめのうちこそおとうさんに「でかいのをとばしてよ」とか言っていたくせに、いざおとうさんが他のひとよりもはるかにでかい高昇を選ぶとにわかに血相変えて「危険だ!」と止めにかかる。






憎まれ口を叩き皮肉にまぎらせながらもしんそこおとうさんを愛し、支持し、その身を案じている康康。
発射が成功すれば大声で賛辞をおくり、男らしくかっこいいおとうさんへのリスペクトをあらわにする康康。
父である胡軍さんは勿論、康康のもつそうした豊かな感情というものをちゃんと見抜いているわけです。
ほかのおとうさんもこどもらもみなそれぞれに佳いのですが、わけても胡軍さんと康康の描く景色は毎回なにかと見応えがあります。すでに7月31日放映の第4期も観てしまいました。密林のなかで父と離ればなれになってしまった康康の、「クール」をかなぐり捨てた、無様なほどになりふりかまわぬ豹変ぶりが、やはり最大の見どころでした。
たくさん泣いて大きくなること。
それこそが「こども」という仕事。
だれかの惜しみない愛情が、その仕事を完遂するための大きな助けとなることは、きっと間違いが無かろうとおもうのです。


| 09:57 | 爸爸去哪儿第三季。 | comments(4) | - |
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ひゃあー!うれしゅうございます!
お忙しいうえにこのクソ暑いなか『ぱぱどこ3』第3回のご感想ありがとうございます!!
最終回の感想文が年の暮れになろうともOKでございます!(笑)
伏しておまちしております〜♪

さて。
髪結い新三ならぬ髪結い胡軍さん(笑)。
お写真見る限り、なんだかポーズもさまになっててかっちょええんですけど…
>怒りのバリトンヴォイス炸裂。
…うはははは!でもやっぱりすてきんぐ(笑)。
そしてお手本を見てるときのこいぬ父子のシンクロぶりがほほえましいです(笑)。

>小藍宇な諾一サービス画像
…ええのか、これ(笑)。いや、夢のように綺麗だからええです(笑)。
…ついでに夢のように綺麗なおとーさんサービス画像もあるとうれしかったなあ…(ぼそ)。

大竣くんの小坊主感!(笑)すごい納得です(笑)。
…しかし。この仔、おとーさんとよく似てますよね…ってか、この仔のアップ見てると、このまま老けさせていくとまんま林老師になりそうっていつも思います(笑)。林老師を若返らせるとまんま大竣くんになりそうだし(笑)←父子なんだからあたりまえなんですけども…(汗)
そして。
お寺での胡軍さんのたたずまいのすてきんぐなことー(はあと)!
胡軍さんとリウイエさんの白衣ツーショット(笑)もなんだかすてきでした〜(ぽー)♪

>父子ペアルックかつ父子ともにアングルもいっしょだったご両家
…ほんと!これ、よくぞ撮って並べてくださった!と思います(笑)。

>滴るように濃厚な胡軍さんの父性
…こないだお会いしたときにお話した、「胡軍さんはおとーさんになるために生まれてきた男!」説(笑)はほんとうにあたってると思います(笑)。
(そしていとも簡単に「こうさ〜ん♪」してあまえるこいぬ父…・笑)
『ぱぱどこ3』を観るたびに「康康くんになって胡軍さんにあまえたいー!!!胡軍さんの腹に顔をうずめたいーーっ!!」願望がふくれていきます(笑・おいおい)

そしてロケット花火の件の康康くん。
ちょっと意外でした。発射前、あんなに血相かえて心配してるんだもん。おとーさんの動きをじーっと真剣にみつめるまなざし。
無事成功すれば大喜びではしゃいでおとーさんをむかえる康康くん。
そんな息子を見て鷹揚に笑ってるおとーさん…
なんともいい父子だなー♪と思います(もちろんこのチームの父子ズ、みんないい♪んですけども)。

7月9日の記事の、レッドさんのコメ返しにあった、
>「精神的に混乱しやすい5が、能天気な表層の内側で本当に参っているとき、それに気付いて救いの手を差し伸べられるのはなぜか9(=胡軍さん)だけ。」
…これ、もんのすごーく当たってますよね!!?びっくりです(笑)。
この後の第4回、そして昨日の第5回といい…。
いやー、もうなんだか涙がでそう…(笑)。

>だれかの惜しみない愛情が、その仕事を完遂するための大きな助けとなることは、きっと間違いが無かろうとおもうのです
…大拍手!!!!うわーん、どおしてこうすてきな文章が書けるのでしょう!!すばらしいですっ!!(;_;)v
惜しみない愛情をうけて、どの仔もみんな元気でおおきくなれよー♪と素直にそう思います。
……縦にもおおきくなろうね軒軒…(小声・笑…ごめんね)

回を重ねて、どんどんおとーさんズも子供ズもいいチームになってきた感じがしますね♪次回も楽しみです♪
…そして第4回の感想文も心待ちにしております…(こそっ)
…いや!(笑)もちろん“ぱつぱつ”の波を乗り越えたあとで結構ですので…(^^;)
posted by カエル | 2015/08/08 11:31 PM |
陳捍東と藍宇のあいだにあった、歴然と恋人どうしでありつつも擬似的な父子をにおわせる関係。

レッドさんの解説そしてカエルさんの
「胡軍さんはおとーさんになるために生まれてきた男!」
も納得して読んでました。
そうか、振り返ってみれば映画の中で藍宇は母親の話をしたり電話もしてたけど、ついぞ自分の父親の存在は匂わせなかったですねえ。
もしかしたら母子家庭だったのかも。そして自分に欠乏していた父親の存在を捍東に重ねていたのかなあ。そうなると最後のシーン、藍宇の母親を思うと余計悲しい。
ただ美形でカッコいいアラサー男子じゃ捍東の深さや魅力は表せえない、傲慢でちょっとお坊ちゃんの甘さがありつつも懐深く年若い恋人を大きな翼で包んでくれるような暖かさ、父性愛を感じる人じゃなきゃ。そうでないと映画自体が軽くなってしまうところでした。もう胡軍さん以外にだれが適役となるでしょう。
そうやって見るといつか父親なる存在から離れなければならない運命を持つ青年の拒絶があの結果を選んだのかもと思いました。捍東は「ずっと一緒にいる」と語ってましたもんね。
第三期では林老師親子がしみじみいいなあって見てました。大竣くんが罰として師父とお庭掃除をすることになって涙ぐんでいて、心配そうに見送る胡軍父子。林老師はさらに心配で草陰から見つめていたけど・・・師父に優しくお掃除の大切さを諭され一緒に放棄を持ったのはむしろいい経験のように思ったし、あばら家に泊まってしまっても大竣くんは何食わぬ顔をして父に気を配り、林老師も息子への愛情を余計に感じ入り、やっぱりいい経験をしているように感じました。
他のお父さんも良い感じですが。劉さん・・・白い道義はとても凛々しく美しいんですけど・・・まだ自分でいっぱいな感じがして・・・相手の気持ちを汲んで譲歩する優しい諾一ちゃんに譲りたくないからあんなウソ泣きはねえ・・・。蚊帳が落っこちても寝てるからいいやというのは・・・。一緒に出演されているパパさんズが本当に父親として素晴らしいので、つい厳しい眼で見てしまいますが、お子さんからいっぱい教わって成長して行かれるのでしょう。このシリーズが終わった時点での劉さんが楽しみです♪
そして凄く丁寧な解説で慣れない中国語の番組を日本の番組のように楽しんで見させていただけて、レッドさんに感謝です!
でも、カエルさんも言われてましたがあまり無理をされないよう、体第一にゆっくり更新してください
posted by blueash | 2015/08/10 6:23 PM |
>カエルさん

家事と睡眠と女王蜂のライヴ以外はオールタイムほぼ仕事という日々が続いており、コメントのお返事がこんなにも遅くなってしまったこと、誠に申し訳ございません!
やっとちょっとひと山越えた感……。
第4期ジャングル子別れ篇、ならびに第5期ぱぱ幼児返り篇の感想文も、早くなんとかしたい──とかいってるそばから第6期オンエアがせまっている!

髪結い胡軍さん(笑)。
ちょびちょびしてる娘っこに手を焼きながらも第3位に滑り込んでいたのはさすがですね。
リウイエさんもあの短い時間にイメトレしてどうにか形にできちゃうあたり、頭いいんだなと思いました。役者なんで、常日頃「ヘアメイク」というものに馴染んでいるせいもあるかも。

>綺麗なおとーさんサービス画像

あのラブホ臭いシチュエイション(紗の蚊帳にピンクの寝床)でぱぱズ同衾シーンとかね。まあ500パーセント無いですけど。無いと思いますけどこの番組でいろいろ過酷なミッションとか一緒にやらされてるうちに過去の過酷な撮影のときの記憶がどんどんよみがえってきて酒呑んだはずみにうっかりやってしまいました、みたいな事態はまったく無いとはいえない気がする(笑)。

胡軍さんとてべつにおとうさんになるためだけに生まれてきたわけじゃ無いとは思うのですが(笑)、自分が最初に見たのが『レッドクリフ』の趙雲先生で、「命に代えても赤ちゃんを守る」というシチュエイションだったから、よけいそう思うのかもしれません。
修羅場真っ只中で阿斗を背中にくくりつけ、ちょっと微笑して「参りましょう」と言うとこはいまだに思い出すだけで痺れます。自分の子じゃなくて主君の子だけども、だから『爸爸3』で康康ばかりで無くよその子らもちゃんと見守り、やさしく励ます胡軍さんをみるにつけ、あのとき阿斗を守り抜いた趙雲先生がかぶってしまいます。

でも、『爸爸3』に参加したのがお嬢さんの九九ちゃんだったらば、胡軍さんのありようもまたちょっと違ったのかも。やっぱり息子の康康だからこそ生まれる化学反応てのは大きいと思います。3年前に雑誌表紙で初共演したときはあんまりかわいくねえ餓鬼だなとか思ってすいません(笑)。オンエアのたびにどんどん魅力的になっていく康康を見て、その感情の振り幅にいちいちもらい泣きなんかしていると、スターの血筋というものはおそろしいものだなあという気が、しみじみします。
ああ、わしも康康になりたいもんだなあ……胡軍さんにぱんつをはかせてもらったり、靴紐を結んでもらったり、野菜炒めを作ってもらったりしたいもんだなあああ!!(康康の次は軒軒になりたい!)
posted by レッド | 2015/08/12 4:36 PM |
>blueashさん

おもえば捍東を演じたときの胡軍さんは、いまのリウイエさんよりも若かったんですよね。

……ってことはこれまでも何度か言ってきたことですが、あらためてこの番組でみせるリウイエさんの、ちょっとあざとい(多分に演技も入った)こどもぶりをみるにつけ、そして胡軍さんの不動の「おとうさん」っぷりをみるにつけ、ふたりについて、いろいろ考えてしまっています。
『藍宇』のシナリオが藍宇の父について語らず、電話のシーンと虹の話のところで母親のみ登場させるのは、

>自分に欠乏していた父親の存在を捍東に重ねていたのかなあ。

そういうかんじに、監督と脚本家は捍東と藍宇を描きたかったのかなという気がやっぱりしていて。

『北京故事』では捍東の父の死後、酔っぱらった藍宇が、母を自殺に追いやった父の所業について語るくだりがありますが、捍東も藍宇もそれぞれ「父」との関係に葛藤を抱えている「子」という設定で、そういうふたりだったからこそ惹かれあい結ばれたのかな、とも思えます。
捍東は庇護者という意味において藍宇の「父」となりますが、捍東自身も藍宇も、実際に人の子の父となることは無かったろう。藍宇が早世しなければ或いは養子をもらって家庭をつくるということもあったかも知れませんが、ふたりはあくまでも「ふたり」のままで完結してしまった。

最初は「こんなバラエティで共演なのか……」と思っていたけれども、おおまちがいでした。
捍東と藍宇という、誰も入り込めない無欠の「ふたり」を演じた役者が、それぞれ父親としていまある姿を曝しているというのは、さまざまなかたちの「父子」の姿をその根底に秘めている『藍宇』というものを考える上で、ものすごく興味深いことだと思います。
『爸爸3』にふたりをキャスティングした人がそういうところまで俯瞰していたのだとしたら──たぶんお見通しという気がしますが──その慧眼に畏れ入るばかりです(笑)。

おふたり以外のおとうさんズもこどもらもみな良いし、ふつうに観ても十二分におもしろく楽しめる番組ですが、やはり『藍宇』に病んだこの身としては、火の無いところに付け火をしてでも煙を立てる、09年からこのブログで始めたそうした遊びのこれは一環でもあり、『藍宇』を考える上でのひとつの大きな着地点でもある、という気がしてます。
のろのろしたペースでの感想文になるとは思いますが、のんびりお付き合いいただければ幸いです(笑)。
posted by レッド | 2015/08/12 5:38 PM |
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