蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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ひらく夢などあるじゃなし。──『藍宇』其の燦拾互
ご存じのとおり2013年は、伊勢神宮の第62回式年遷宮の年でした。

どっしり不動にみえる神様だって20年に一度は家移りをなさるのですもの、神ならぬ身の一般人が家移りしたくなったって無理は無いのでした。戦いの星・火星(=スターレッド)がわたくしの星座・乙女座にきていたせいもあると思います。11月の声を聞いたらばやにわに、それまでぼんやりとした、「家移りしてえなあ」という願望にすぎなかったものを、一個の現実にしたくなりました。
そうして2ヵ月ばかりすったもんだありまして、浮かれてみたり落胆してみたりしたあげくの昨日、漸う、新しいお部屋に移れることが決まりました。冬至の今日は引っ越し業者さんを比較して見積もりをお願いしたり、いま住んでいる部屋の解約届を管理会社に提出したりしていました。

夢はそもそも叶うものじゃないんだな。
叶ったのだとすればそれはただ、夢が現実に変わった、ってことなんだな。
現実になっちゃった瞬間に夢は夢でなくなるんだもんな。





あたしの人生が暗かったとしてもさ。
自分のいまいる現実へ、うすらぼんやりとした夢想にすぎなかったものを力尽くで引き寄せる。力尽くで引き寄せたいから、そのために一途に、願い思い行動する。
ということなんだろうなと思います。


4ヵ月目の冬至の夜、彼は彼にもういちど出逢えた。
それもまた、うすらぼんやりと、
「もういちど逢えたらいいなあ」
と願うばかりじゃなかったのじゃないだろうかという気がしています。
そう、とりわけ藍宇が。
あの子はあそこでどこまでも純粋な偶然みたいな顔をしているけれど、そのじつ、「もういちど逢いたい」という思いを現実に変えるための行動を、4ヵ月かけて周到にとっていたんじゃないかしら。
なんて、思ったりもします。
なんて思うのも冬至の今日だから。

しかしさて、そうして新しい住まいが定まってみればみたで現行の住まいが
「あたしを捨てるのね。」
とばかりにしんねりとうわめづかいの抗議を始めて(ちょっと陳捍東になった気分)、これまでずっと快適に使用していたお風呂のバランス釜がいきなりいうことをきいてくれなくなり。
「柚子湯」という、一年のうちでも僅か冬至の一夜にしか愉しめない風物詩を、無惨に台無しにしてくれやがり。
2009年からこっち、冬至の夜は柚子湯につかって『北京故事』を読んで、

新居で最初に愛し合った場所は浴室だ。

というとこらへんでほんのりするというのが恒例でしたのに、今年はそんなささやかな現実さえも叶えてもらえないらしい。しょうがないから夕方、隣の町の銭湯に行きました。隣の町といっても、来年2月からはこの町に住むのです。




たいそう素敵な昭和のお風呂屋さんです。
寄席もやってます。

さすがに公衆浴場に『北京故事』の単行本を持ち込むわけにもゆきませんが風呂につかっているうちに、

新居で最初に愛し合った場所は浴室だ。

が頭のなかでごんごんこだましまして。
こだまを聞いているうちに、壁ひとつ隔てた殿方の湯で、いままさにちちくりあうふたり、みたいな幻をみてしまいまして。
なにしろどっちもでかいから、日本のしかも昭和サイズの銭湯の湯船では、あの長い手足をもてあましてしまうんじゃないかしら。
もてあましつつもどぼんと入ったからには泳がずにいられないんじゃないかしら特に藍宇。
あたまにてぬぐい載せてバリトンボイスで音吐朗々と“你怎麼捨得我難過”を歌ってしまうわよね特に捍東。

なにかとほかほかしながら帰途に就きました。
新しいお部屋に移れることがきまった昨夜はほかにも嬉しいことがいくつかあった。まずこちら。





ライダース着るために生まれてきました45歳年が明ければまもなく46歳です。
かっこいいぜー。
ほれなおすぜー。


注文してあった豆助卓上カレンダー2014年版も届きました。いまみたらすでに在庫無しでした。絶賛売れてます。もちろん豆助そのものがたまらなくかわゆいから売れているんですが、極北的になにがすごいって12月。だって奥さんこんなだもの。


mame.jpg
lan.jpg


身体の向きから前肢・後ろ肢の恰好から纏っているのが緑色の布きれ一枚というところまで、同じです。むう。偶然通り越して宣戦布告的な意味合いすらかんじる。


自分のいまいる現実へ、うすらぼんやりとした夢想にすぎなかったものを力尽くで引き寄せる。


真理かもな。

| 21:32 | 藍迷。 | comments(8) | - |
Comment








>あの子はあそこでどこまでも純粋な偶然みたいな顔をしているけれど、そのじつ、「もういちど逢いたい」という思いを現実に変えるための行動を周到にとっていたんじゃないかしら。

あ〜、アタシもそう思います、絶対そうです。
だって、アタシもやりました、今まで何度もその手のことを(笑)
でも、アタシが使った手は汚いやり方だったかに見える、この仔犬のは健気に見えるのに(笑)

って!昭和な銭湯、いいね〜。
実母散薬湯も気になる(笑)←効能とかw

あの『夢は夜ひらく』には、驚きました!
いつか、歌いたかったのかな〜(笑)
いっそ、昭和歌謡だけ歌うライブでもすればいいのに♪
青江美奈さんとか、園まりさんとか、いっそ、美空さんとか(笑)←ええ、園さんの歌う方が好き@『夢は〜』←なぜ、女子ばかり?ww。
posted by パブロ・あいまーる | 2013/12/22 9:55 PM |
あ!書き忘れた(;^ω^)
引っ越し決まってよかったです(^^)v
見積もり検討したら、日程も決まったの?
アタシは、郵送とかのやり取りで、もどかしいです(苦笑)
いろいろしなきゃいけないことを考えただけで、
めまいです。
けど、引っ越しって、そんなもんだよね(笑)
忙しいのは当たり前だって、気合いで乗り切らねば!
あとは、あふぉ〜君が早咲きの桜を見せてくれればと願うばかり(笑)

posted by パブロ・あいまーる | 2013/12/22 10:07 PM |
わー!まずはお部屋決まっておめでとうございます!!
よかったよかったあ〜。
バランス釜さんが「引っ越しするなら僕は無用だ」とばかりに(苦笑)ご機嫌ななめになってしまったのは残念でしたけども。
んが、昭和な銭湯!すてきー!(笑)
…桿東と藍宇の銭湯ネタ(笑)。こりはまちがいなく釣られてよいのですね?(笑)番台にいるのはるーちゃんかふーちゃんかはたまたはんゆーさんか…(笑)。

で。
なんだこれは!どーしたんだあんつぁま!!しゅっとしてかっこええええ!!!!(失礼)…いやこないだのお腹ぱっつん疑惑があったばかりでいったいこれはどーしたことかと(笑)。かっこええからなんだってええです。ご紹介ありがとうございますー!きゃーすてきんぐー!!

んで。
絶賛豆助カレンダーですが。あまりにハマりすぎな12月(笑)。
ますます豆助を見る目がアツくなりそうです(笑)。
posted by カエル | 2013/12/22 11:33 PM |
>パブロ・あいまーるさん

汚いやり方っていうか、恋をすればちょっと頭おかしくなって常軌を逸してしまうので、それが普通じゃないかしら。
「自分の醜さを愛せ」と古美門先生も言ってらしたけど、至言だと思います。
言葉遣いや立ち居振る舞いの下に計算高い性根が透けて見えてるような人だっていますけど、この子の場合はそういうんじゃなくって、ただ無器用で一生懸命なんだろうなあと。
「今日でちょうど4ヵ月」
という台詞はなんだか意味深で、なんでいきなりあそこで、出会い頭に、唐突ともおもえるあんなこと言ったのか(捍東はその意味がまったくわかっていない)、それをいろいろ掘ってくのが愉しいの。
やっぱり名場面なんだなァ。

>昭和歌謡だけ歌うライブ

もちろんお客さんは昭和生まれ限定(年齢証明するもの提示)でね!
“サン・トワ・マミー”(越路吹雪)、“恍惚のブルース”(青江三奈)、“矢切の渡し”(ちあきなおみ)、“北の蛍”(森進一)、“石狩挽歌”(北原ミレイ)、“バージンブルース”(野坂昭如)、“逢いたくて逢いたくて”(園まり)、“港町十三番地”(美空ひばり)、“そして神戸”(内山田洋とクール・ファイブ)とかとか歌ってほしい名曲挙げてくと大掃除に入れないからこのへんでやめます(笑)。

引っ越しは、はい、ちょっとすったもんだしたけどどうにか審査に通りまして。
偶然だけど、お互いほぼ同じ時期に引っ越しであわあわしてるわけですね(笑)。
諸々おさまるべきところに無事におさまりますよう。
そしてジュニアくんの桜が咲きますように、お祈り申し上げます。
posted by レッド | 2013/12/23 11:10 AM |
>カエルさん

どうもありがとうございます!
申し込んで1週間経ってもお返事がこないから、
「おまえなどに部屋は貸さーん!」
ということなのかしらしょせんわしなんかごろつき上がりのだめ人間だもんね……と耳もひげもうなだれていましたが、決まるとなればあっちゅうまでした(笑)。
昭和の素敵銭湯に入りがてら、遊びにきてくださいね。

らぶいふたりの銭湯ネタ、釣られてくださるならばいくらでも!
風呂上がりに濡れた髪&上気した頬でフルーツ牛乳ごくごくする藍宇&マッサージ機初体験でぱんつもはかずに大はしゃぎの捍東とかもう想像するだに!!
(番台さんは三巨頭会談(笑)の末、一日交替になりました。)
で、きっと銭湯でも脱衣所の鏡に映る腹回りを気にしてるんじゃないだろうかとおもっていましたが(笑)このライダース姿の腰のほっそいこと!
若い衆が着るのもかっこよいけれど、ライダースはこのくらいの歳の殿方がお召しになってこそ味があるなあ、という気がします。すてきんぐー。

豆助カレンダー、お買い求めになりましたか?
自分が見たときは壁掛けカレンダーはもうソールドアウツでした。卓上も残部僅少だったのでは、と思われます。どの月の豆助もかわゆいけれど、やっぱり12月と、7月の凛々しい横顔王子っぷりが群を抜いてたまんないです!
posted by レッド | 2013/12/23 11:11 AM |
>パブロ・あいまーるさん

ちょっとまつがえた。

×=「今日でちょうど4ヵ月」
○=「昨日でちょうど4ヵ月」

でした。
posted by レッド | 2013/12/23 11:48 AM |
ひゃ〜、昭和歌謡、思いっ切りしゅてきな選曲!!
そーなの、北原ミレイもいいと思ったの、
よかった、よかった、レッドさんもそう思ってて(^^)v

>言葉遣いや立ち居振る舞いの下に計算高い性根が透けて見えてるような人だっていますけど

あ〜、それそれ!それなのよ、アタシは(爆)
計算してるわりには、失敗繰り返すんだけどね、ギャフン!
どっちつかずの中途半端、1番性質が悪い、それがアタシです(笑)
posted by パブロ・あいまーる | 2013/12/23 6:59 PM |
>パブロ・あいまーるさん

北原ミレイは“ざんげの値打ちもない”と“石狩挽歌”とで迷ったんだけど、吉井さんもいちおう静岡という海に向かう町の育ちということで、“石狩挽歌”にさしていただきました。
本当にやっていただきたいのは椎名林檎さんとのデュエットで、さくらと一郎の“昭和枯れすゝき”なんですけどね。
人間国宝に指定していただきたいくらい素晴らしいおふたりのパフォーマンス。
http://youtu.be/y0r3Chud5Fc

自らを貶めているようで、
貧しさとか世間のせいにしているようで、
でも実は

「力の限り生きたから未練などないわ」

と言い切るところが聴くたびに号泣です。カラオケ行きてえー。
posted by レッド | 2013/12/23 9:14 PM |
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