蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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横顔王子。
同じお写真を、一昨年の横顔萌え記事にも載せたのですが。
今朝見たアップにくらっときたのでしつこく載せてしまふ。ふふ。ふふふふふ。おもに自分のためにきまっています。







横顔もだが、耳のかたちが完璧だなあこのひとは。



そっちの記事にも書きましたが自分の横顔萌えの原点となったフランスの画家オディロン・ルドン。
すこしまえに「夢のルドン」と題した特集を『日曜美術館』でやっていて、そこで語られた田中泯氏のルドン評にそれはそれは殺られた。
耽溺しない。あまったれてない。やさしくない。媚びない。
背筋伸ばしてにこりともせずあれだけの言葉を吐けるのは、芯のところにものすごく熱い愛が滾っているからだと思った。
こういう先達が、自分のだいすきな画家を、やっぱり少年時代からずっとだいすきだったのだという発見は、なにかこう、行くべき道の先をほんのり照らされたようなかんじすらした。

くらきより くらきみちにぞいりぬべき。
はるかにてらせ。
やまのはのつき。

泯さん。遠くから私淑したい。とぞ思ふ。



「横顔」のみならず、「ペガサス」「天使」「目玉」「花」といった、すきすぎてこまるモチーフがルドンの画業には頻出するが、もともとそれらがすきだったからルドンにいかれたのか、ルドンにいかれたからそれらがすきになったのか、いまはもうなんだかよくわからないしどっちでも良い。
はるかむかしから私に繋がる血、その底にひそむなにものかが、そうしたものたちに私を、どうしようもなく引き寄せるんでしょう。
この美しい横顔王子もまた、まぎれもなくそれらの一族なのである。



本宅のルドン萌え記事でございますがよろしければ。
誘惑者。
誘惑の、Les noirs de Redon。
a perfect day for Odilon Redon〜『ルドンとその周辺──夢見る世紀末』@三菱一号館美術館
| 10:45 | Liu Ye(劉/リウ・イエ) | comments(6) | - |
Comment








ルドン。確かオルセーで何点か見たような。あとロンドンで何点か。「名前がいーわー」と絵と関係の無いところに魅かれて鑑賞しとりました(汗) 横顔の美しい人ってうらやましい…リウイエ…いいなぁ。私は鼻ぺちゃ扁平顔だから
自画像描く時にも横顔なんて無理だったし(泣)
posted by にんにん | 2011/06/24 12:20 PM |
>にんにんさん

エンジェルイズカミング。
いろいろどうもありがとうございました(笑)。

おフランスでルドンだなんて羨ましい。
私はルドンのコレクションで知られる岐阜県美術館にすら、まだ行ったことがございません。

>「名前がいーわー」

木原としえ(当時)先生の作品のなかでいちばんすきな『花ざかりのロマンス』に登場する「大天使」の本名がオディロンなので、
「うわ大天使と同じ名前の画家さんかあああ!」
と、天使様のお導きを感じたものでございます(笑)。

リウイエさんは顎がちゃんとしてて、でも主張が強すぎないとこが良いなあ。
結局は骨格がすきってことになるんですけどね。
posted by レッド | 2011/06/24 8:04 PM |
レッドさんこんにちは
ルドン・・・私も大好きなんです。私は色彩画家として色の美しさにとろけるような快感を感じてたのですが、去年秋、美術館で「ヨハネ黙示録」の挿絵版画を見て、ガツンときてもっと好きに。
確かに挿絵の最後もヨハネの横顔でしめくくられてます。そのヨハネの横顔がしばらく頭から離れなくて、あらためてパンフレットを買いにいったら美術館が休み続きで、4回訪問してやっと買いました。
美しい横顔は不思議な魔力がありますね。
そんな横顔の持ち主は自分の横顔を直接見ることができないので、自分では持ち得なかった人が
見つめ形に残す。
劉の横顔は、西洋人にどうだい!と自慢できそうです。ビアズリーが描いた「アーサー王」の挿絵に出てくる騎士の横顔も思い起こしました。
彼はこうして写真集として形が残って幸せですね。
すみません、私信ですが、7月の胡軍オフ会には参加できなくなりました。お会いするのをとても楽しみにしていたし、劉の写真集を見れないのも残念です。
また機会がありましたら、いろいろ話をしてみたいです。
また、レッドさんの「空海と密教美術展」の感想も楽しみにしてます!。


posted by blueash | 2011/07/01 4:59 PM |
>blueashさん

ルドンいいですよね!
私は「黒」から入ったので、晩年のあの鮮やかなパステルにはちょっと馴染めなかった──というか、一連のお花の絵がちょっと怖かったんですね、隠されたいろんなものが見えてくるような気がして。
いまではすごくすきですが、あのお花たち。

ヨハネ黙示録、ザ・ミュージアムの展観のときに観てます。「……そしてこれを千年のあいだつなぎおき」という、蛇(=サタン)を描いた絵に途轍も無く殺られてしまいました。

>ビアズリーが描いた「アーサー王」の挿絵に出てくる騎士の横顔

わービアズリーもおすきとは!
自分もです!
トマス・ブルフィンチの『中世騎士物語』角川文庫版(たぶん絶版)の表紙に使われてる絵のアーサーが、かなり劉燁さんぽい横顔なんです。
これ↓
http://photozou.jp/photo/photo_only/442358/81734742

……と、そんなお話を今月はぜひさせていただきたかったんですが、お逢いできないんですね。残念です。劉燁さん写真集鑑賞オフ(笑)とか改めて企画しますね!
仏像界のプリンス様にも、満を持して東都でお逢いできる夏……暑くなりそうです。
posted by レッド | 2011/07/02 3:45 PM |
うわー!
まさに、私もこれを言ってました。
ビアズリーは中学生の時から大好きです。Rick Wakemanのアルバム「アーサー王と円卓の騎士」からアーサー王の伝説に興味を持って文庫本を買って読んだのですが、表紙もイラストもビアズリーを使ってました。人物だけでなく周りに複雑に植物が絡み合った縁模様も強く惹かれました。 
 ルドンは花の絵以上にペガサスの絵に惹かれます。ブルーとオレンジの色のとりあわせがすごく好きです。
 ルドンの黒の世界の魅力は去年やっと開眼しました。
 そんな美しい絵に例えられるなんて、劉は本当に美男子なんですね。背丈も申し分ないし是非騎士の姿を見てみたい。
 
 
posted by blueash | 2011/07/02 8:48 PM |
>blueashさん

うーわーどこまでシンクロしちゃうんですかっ!!??
『中世騎士物語』は、高校生のときにこの表紙のアーサーにひとめぼれして買った本で、かなりぼろぼろになりましたがいまだに大事にとってあります。
当時、漫画描くのがだいすきだったんですが、描く絵が全部ビアズリーみたいなタッチになっちゃったこともございます。
まさかそののち、そのアーサーの横顔を彷彿させる役者に出逢うだなんて、人生なにが起きるかわかりませんね(笑)。

ルドンのペガサス。私、動物占いだとペガサスだもんでそれわかってからはもう他人とはおもえず(ちなみに劉燁さんもペガサス)。天使にしろペガサスにしろ、「あるはずの無い羽持ついきもの」に惹かれます。

>Rick Wakemanのアルバム「アーサー王と円卓の騎士」

わーこれまた懐かしい……(涙目
なんでしょうか、劉燁さんのファンの方って、お話してみるとすきだった音楽とか小説とか漫画とか、美意識の原点的なとこが非常にかぶることが多いんですよね。
こういうのもご縁てものでしょうか?
それとも、少女時代に出逢った、「なんだかよくわからないけど圧倒的に美しいもの」の記憶を彼のなかに見出してるってことなんでしょうか?
posted by レッド | 2011/07/03 12:27 AM |
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