蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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三一八今天是您的生日。
ひとつ前の記事に書いたような事情で更新が滞ってしまっております。
ですが本日は。
日付が変わった瞬間にご本人様みずからお誕生日おめでとう俺、などとおっしゃっていましたし。


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無論、「皆の衆。俺を言祝げ」との御催促じゃあ無いとは思うんですけれどもね。
御催促される迄も無く、忘れられようったって忘れられる筈も無い。
本日は我的胡軍先生の生日です。

昨年、このブログが満七歳を迎えたときにも触れましたが、循環や周期において大きな意味を持つ「七」が七つ、積み上がった数字。
四象の「四」と天数(そしてご自身の運命数でもある)「九」が重なった数字。
四十九歳、まことにお目出度う存じます。



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昨今は、昨年立ち上げたメンズのお洋服ブランドJUN by YOのプロデュースにも勤しみ、JUN by YO謹製のコートを劉さんにプレゼントなすったりもしていた胡軍さん。本日はそのファッションショウも開かれるとか。そして私がドメスティックな方面に時間をとられているあいだに主演電影『上海王』も公開になっとりました。
これ二部作のようで、『上海王』が2月17日、『上海王II』が一昨日3月16日に、それぞれ公開の運びとなっております。
ドメスティックな方面に時間をとられてアップできていなかったかっこいいスチルやえろいスチルや辮髪で老眼鏡な上海王もたまらぬ動画なんかを、生日を言祝ぎがてらまとめて放出いたしますよ。



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电影《上海王》 胡军人物特辑
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こういう、ちょっとこすっからい目つきが個人的にだいすきなの。
下の動画は昨年の生日に迷の方がお作りになったやつですが、やっぱりこの手のちょっとこすっからい目つきの胡軍さんがたくさん拝めて眼福至極です。
【胡军】生贺混剪(318生日快乐)


先日劉さんご出演の『解救吾先生』が『誘拐捜査』という邦題で、劇場公開もDVDリリースもすっとばしてWOWOWで放映されたのでしたが、たとえば『上海王』なんかはどうなんでしょう。個人的には俺得きわまりないキャスト揃い踏み映画なのですが世間的にはほぼお得じゃ無いだろうから、こういうかたちでの日本公開すらも、望めないのかしら。しかしその一方で胡軍さんが友情出演なすっているサモ・ハン(洪金寶)監督・主演の『我的特工爺爺』(My Beloved Bodyguard/The Bodyguard)が『おじいちゃんはデブゴン』という、劇場のチケット窓口で口にするのもためらわれる邦題をつけられて5月27日から新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほかで公開という嬉しいニュースも!


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胡軍さんはじめ徐克麦嘉石天元彪、彭于晏に馮紹峰と、客演の面子がやたらめったら豪華な本作。
劇場のチケット窓口で題名言うのがためらわれますのでネット予約して行くとは思いますが、久々に銀幕で新鮮な(笑)胡軍さんにお逢いできる滅多に無い機会を心待ちにしつつ、ドメスティックな方面を凌んで参る所存でございます。

| 11:09 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
獲奨。
胡軍さん劉さんがお誘い合わせで2016第8屆澳門国際電影節(マカオ国際映画祭)最優秀主演男優賞にお名前が挙がっていますよ、ということを先日記事にしました。


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14日からイエロー・モンキーさんのライヴをみるために愛媛県松山市に行っており、道後温泉につかって道後ビールなんかのんでほかほかしていたら映画祭公式に載ってたのとはちがう、胡軍さんがさらにかっこええことになっている予告編が微博に流れてきました。


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ダブルでほかほかしてすっかりいいきもちになって昨夜はうっかり寝てしまったのですが、そのあと世界ではたいへんなことが起きていたもよう。


『上海王』、最優秀監督賞(胡雪樺)、最優秀主演男優賞(胡軍)、最優秀助演男優賞(劉佩)、最優秀音楽賞、最優秀歌曲賞の計5部門で受賞。


おめでとうございます!!!




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受賞のもようと胡軍さんスピーチ→


正月早々イエロー・モンキーさん再集結に泣き『真田丸』沼にはまり、浮いた浮いたでうかれぽんちに暮らしてきた2016年。私の星座乙女座は木星がやってきた2015年9月からこの秋まで、所謂「12年に一度の大幸運期」と呼ばれるシーズンでしたが、木星が去ったあともなんだか異様にチケット当選運が良かったりし、さらにここまで押し詰まったいまになってこんなに嬉しいことが起きるだなんてすごいな星占いってやつはよう!!
じつは胡軍さんの主演賞は李雪健先生(『老阿姨』)とのダブル受賞なのですが、これもしまんがいち幸運期ついでに劉さん(『我的戦争』)とダブル受賞とかいう事態になっていたらば!! 
さすがにそこまでの幸運はそうそう転がっていませんでした。
ですが劉さんが6月に上海で影帝(『追凶者也』)となり、そして半年後、胡軍さんが澳門で影帝となり、項羽と劉邦を演じたふたりが『史記』の故事ひっくり返して両雄みごとに並び立った2016年度、こんなのもう喜びの舞を舞い祝杯を挙げねばどうにもこうにもおさまらぬ事態。
日本公開されるかどうかわかんないけどDVDすらスルーかもわかんないけど、来年秋の映画祭あたりで銀幕の両雄にお逢いできるととりいそぎ信じておく!!
| 12:26 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
最終回の男。
前回の記事が「666」という悪魔の数字を刻んでしまったせいで、浄化のために更新をお休みしていましたよ。うそでしたすみません。毎度いろいろぱつぱつなのに加えて、これまたなにかと浮かれぽんちになってしまっていましたよ。

石田治部少輔三成の中のひとが降臨した関ヶ原合戦祭り2016に参戦し、畦道全力で走って治部様追っかけたり。
東京国際映画祭のチケ取りシステムのクソさ加減に怒り心頭に発したり。
でも東京中国映画週間で観た『ロクさん』(管虎導演)と『ソード・オブ・デスティニー』がおもしろかったんでちょっと溜飲下げたり。
関白豊臣秀次公と直江山城守兼続様ご登壇の「『真田丸』スペシャルトークショー in 駿河台大学」にウットリしてみたり。
漸くBSで放送が始まった中国電視劇『琅琊榜』にもえもえしたり。

ちょうど一年前のいま時分、微博のフォロワさんがのきなみアツくなっていた電視劇。
そのタイトルが『琅琊榜』でした。
「ろうやぼう」と読みます(普通話読みはlangyabang。英題は“Nirvana in Fire”)。
2015年度國劇盛典で10冠獲得、微博のドラマジャンルでの検索数が過去最高の226万回、ネット放送の視聴数60億回超を記録した、2015年中国最大のヒットドラマです。
観るまえからあんまりすごいすごい言われてしまうと観たくなくなるひねくれものの私ですが、ドロドロ系宮廷劇(『宮廷の諍い女』とか)は大好物ですので、全54話、一昨日放映の最終話まで愉しく完走いたしました。プロットとストーリーがすぐれておもしろいのも然る事乍ら、キャスティングがなにしろ佳かった。ヤングからおっさんまでステキメンズが目白押し。女子キャラも、一部朝ドラのヒロインみたいなガサツで抜けていて押しつけがましいのが一切おらず、つよくて凜としていて奥床しい美女揃い。


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わたくしごのみの「ふたり」も硬軟とりまぜ登場しますが、なかでもいちばんらぶーなのがこのおふたり。誉王・蕭景桓とその美人参謀、秦般弱。


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立ち位置も性格も性別もまるでちがうんですけれども時節柄、『真田丸』の越後の某主従を重ねてもえもえしたりもしていましたよすいません。
野心家で切れ者で、貴公子然とした立派な押し出しながらメンタルの弱さをちらちら覗かせる誉王。
滅ぼされた一族の再興を懸けて一途に誉王を支える美しき謀士、秦般弱。
誉王は秦般弱の前では嫁にも言えない弱音を吐くし、般弱はそんな誉王を明らかに愛おしく想っている。そんなふうに一種腐れ縁な関係を匂わせながらも色っぽいシーンは一切無く、「主」と「従」の一線は決して踏み越えない。だからこそ、誉王が自分と同じ滑族の血を引くことを知った秦般弱が涙ながらに「我的殿下!」と血を吐くように叫び平伏する場面では胸を衝かれました。男女ではなく同志としての彼らのありかた、そして滅びの様。佳かったのです。

自信満々、威風堂々としていた傲慢で美しいひとが、いろんなボタンの掛け違いが重なった挙げ句にどんどんさびしく、どんどんだめになってゆく。
誉王って、10年くらい前だったら胡軍さんが演っても似合うようなキャラクターかも知れない、と思いながらみてました。

終盤から最終回にかけての怒濤の展開、えげつない大どんでん返しの畳み掛けというのが中国電視劇のお約束みたいなものかと思うのですが、それに比べると『琅琊榜』の最終回はどこか淡々としていました。それまでが山場続きで、大概のことは決着がついてしまってたからというのもあるかも知れません。物語の終わりも、しっとりと静謐な余韻と謎を残す、正しく主人公梅長蘇(胡歌)そのひとのような最後でした。

と、いうわけで。
顧みてみたくなっちゃったです。古装劇に於ける「胡軍さんの最終回」を。

所持しているDVD-BOXが以下の3作のみなのでもとより偏向は承知ですが、「自信満々、威風堂々としていた傲慢で美しいひとが、いろんなボタンの掛け違いが重なった挙げ句にどんどんさびしく、どんどんだめになってゆく」をよくもここまで地で行ってくださるなあといまさらのように感無量です。




天龍八部(2003年):喬峯/蕭峯
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胡軍さんが演ずるのは江湖最大の組織丐幇の幇主・喬峯、本名蕭峯。実の父は遼国皇太后家の血を引く契丹人。雁門関で漢人の奇襲を受けて妻を殺され、幼い息子(蕭峯)を助けて死ぬ、第1話のみ登場のその父、蕭遠国も胡軍さんが演じています。もう、このひと主役でドラマ1本撮ってほしいくらいかっこよいの。


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自身も知らなかった出生の秘密が露見してしまってからは、掌返したように冷たくされ迫害され酷い目に遭わされ、漢への恩義と故国である遼(契丹)への忠義のあいだで引き裂かれながら、それでも両国の平和を一途に願う蕭峯。義兄弟の契りを結んだ遼の皇帝・耶立洪基を説得して宋から兵を退かせ、己の赤心を示すために父が死んだ雁門関の同じ場所で自死を遂げる蕭峯。
豪放磊落。凋落と寂寥。雄々しく潔い末期。
このひとならではの表現だったと思います。



大漢風〜項羽と劉邦〜(2004年):項羽
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サブタイトルで謳っているように『大漢風』はあくまでも「項羽と劉邦」のお話ですから、項羽の死を以て最終回というわけではありません。なので些か反則ですけれども自分の心情的にはここでジ・エンドなのですみません。

本作の造型設計は『藍宇』(2001年)、『画魂』(2003年)、『長恨歌』(2005年)と胡軍さんと仕事をしてきた香港の名匠・張叔平(ウィリアム・チョン)。
胡軍さんを世界一美しくみせることにかけては關錦鵬と並んで他の追随を許さないマスターです。
第44話の「覇王別姫」。深紅の帳のなか、ふたりきりでおこなわれる項羽と虞姫の婚礼、花嫁衣装であり死に装束でもある純白を纏った虞姫の自死、そして血の色の花降る下での哀悼と惜別。
このあたりの(ちょっと少女漫画めいた)ロマンティックな演出は、張叔平のセンスによるところも大きいんじゃないだろうかと思います。
息子を殺され恨みを抱く老人に騙され、死地へと追いやられる項羽。これまで重ねてきた暴虐の果て、自業自得とはいえ、烏江のほとりでの奮戦から自刎に至るまでの凄まじさは人ならぬものがその肉体に降りてきたかのようで、神々しいことこのうえ無い。流血淋漓の修羅場のただなかでふと、戸惑うような、訝しむような、あどけない子どもの顔になって立ち尽くす。胡軍さんがときおりみせるこの顔が、なんかもう、どうにもこうにもすきなんです。『レッドクリフ』の趙雲も長坂の戦いのとき、そんな顔をしていた。それで恋に落ちました。間違い無く。



復讐の春秋─臥薪嘗胆─(2006年):呉王夫差
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『大漢風』につづいて張叔平が胡軍さんの衣装を担当しています。くわえて監督が張芸謀作品などの名カメラマン・侯咏(劉さん出演の『ジャスミンの花開く』の監督でもあります)ですので、胡軍さんを世界一美しく見せることにかけては他の追随を許さない、素晴らしい仕上がりになっております。


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主役は越王勾践(陳道明)で、胡軍さんの呉王夫差はその相手役。誇り高い勾践を自分の奴隷に貶めて、どSなプレイの限りを尽くす悪役的な立ち位置。
父の代からの呉越のすったもんだとか、范蠡と西施のラブストーリーとか、夫差が西施に岡惚れとか、いろいろあった長い話(全41話)をざっくりまとめると勾践が形勢逆転、夫差に降伏を迫ります。最終回、深夜の呉王宮、差し込む月明かりのもと玉座の間での夫差の独白、狂乱、殺戮。素肌の上に深緋と白の長衣を重ね、それまできっちり結っていた髪を解き流した夫差の造型の麗しいことかっこいいこと。『大漢風』の覇王別姫の場面と同じく、喪の色の白と血(生命)の色の赤の対比。降伏するくらいなら自害を選ぶ、と自棄になっていた夫差が亡き軍師・伍子胥の声に諫められて自らの敗北をみとめ、勾践の前に膝を折って呉の民の命乞いをし、煌びやかな王衣を纏って命を絶つまで、正しく舞台役者胡軍の独擅場。


中国の電視劇は全50話ぐらいがあたりまえなので、レンタルするにしろ録画をこなすにしろ二の足踏んでしまいがちですが、腹を据えて観始めるとどはまり、ということが往々にして起こります。推し演員さんおめあてで視聴を始めたら共演している別の演員さんらぶーになってしまいました的連鎖の挙げ句に沼にはまるというパターンも、往々にして起こります。ちょっとまえ、上記3作の時代にくらべるとだいぶ恰幅のよろしくなった(笑)胡軍さん主演の『フビライ・ハン』(全50話)をレンタルで観て、中国電視劇ってやっぱりおもしろいなと感じました。『琅琊榜』で誉王を演じた黄維徳(ビクター・ホァン)さんが周瑜を演っている『三国志 Three Kingdoms』、全95話とかとんでもない話数ですけれどもちょっと手を出してみたくなっているきょうこのごろ。
| 15:59 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
文京区でrendez-vous・閻孝国、一箇純潔的心。
2013年8月に文京区で。
2015年5月に港区で。

と、これまでも何度かランデヴーをしてまいりました『孫文の義士団』ですが、きたる11日土曜日に、ふたたび上映がございます。

第525回現代中国映画上映会(定期上映会)
『孫文の義士団』


●日時:2016年6月11日(土)18時35分開場/18時55分開映
●会場:文京シビックホール小ホール(文京シビックセンター2階)

※料金その他の詳細は、現代中国映画上映会様のページでご確認くださいませ。→


現代中国映画上映会さんで『孫文の義士団』が上映されるのは、私の知る限りでこたびが二度目です。前回はこちら
つまり上映リクエストがそれだけ多いと、いうことなのかしら。
しかしそんなにも胡軍さん出演作を上演してくださるのならば、たまには『藍宇』をチョイスしてくだすってもよさそうなものぢゃ無いかしら。
とか、ついつい恨みがましいことを考えておセンチメンタルになってしまいがちなきょうこのごろ。
いやいや上映してくださるだけでも有り難いと思わなければ罰があたりますね。
感謝の気持ちをぶつけるべく、閻ちゃんこと閻孝国先生をデコってみましたよ。



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もとになった画像を分けていただいてからこっち、いつかこいつをデコデコして差し上げようと虎視眈々でしたの。虎視眈々すぎてなんだかよくわからない、ちょっときもちのわるいかんじになってしまいましたが。閻ちゃんのまわりの銀色のつぶつぶはすべてシールです。スキャンするとあんまりキラキラ感がでないのは致し方ございませんね。お花と蝶々もシール。背景のもやもやは色鉛筆で描きました。ラブターゲット孫中山(張涵予)への(あるいはもしかしたらかつての師・陳少白[梁家輝]への?)まっすぐ捩れた燃ゆる乙女心を表現してみましたよ──とか抜かすとふざけんなばかやろうとか、叱られてしまいそうですけれどもね。閻孝国の一途さってどうも他人事とは思えなくって。
執着の対象はちがえど、あれって正しく自分そのものですしね。


なんてなことを思いながらいつもこの映画を観ています。
「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」とか申しますけれど、正しく馬に蹴られてお亡くなりになる方もいらっしゃいます。
その末期のふしぎさを目の当たりにして、わけもわからず小首をかしげる、サラサラエメロンヘアーの閻魔の閻ちゃん。
「可憐」とはほどとおい佇まい。しかしそのとき其処に顕現するのはまちがいなく一箇の乙女、そのものという気がするんです。


| 21:45 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(8) | - |
彼とメガネ・眼鏡的黎明来臨。
ここしばらく二十代胡軍さん回顧モードに首まで浸かっておりましたが、四十八歳現在のモォドはズバリめがねです。
これまで電視劇『中国1921』の李大とかタブレットの広告とか『爸爸去哪儿』でごはんつくるときにかける老眼鏡とかで何度かめがね胡軍さんを拝ませていただいておりますが、こたびはこの鬼畜な佇まい。きゃーきゃー。



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電視劇『潜伏在黎明之前』は、1947年夏、二重スパイとして敵方に潜入していた戦守安が「天撃計画」を捜査・解決するおはなし、ということみたいです。ざっくりまとめれば国共内戦下でのすったもんだということみたいです。胡軍さんは主人公・戦守安(楊爍)のお兄さんで、国民革命軍新編89軍軍長・戦守平を演じています。戦争したいんだか平和を守りたいんだかよくわからない名前の兄弟ですが、「戦(zhan)」というのは歴とした中国の姓のひとつです。
あらすじには「最大也是最后的敌人」「自己最信赖的亲生哥哥」などとも書かれていますので、国共内戦下のすったもんだに兄弟のどろどろの愛憎がからみあう、ウフ腐な展開てことでしょうか。



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だったらなんでその弟役を劉さんが演ってくれん、という話じゃあないですか。ちくしょうくやんでもくやみきれない。このやるせないもやもやを、この限り無いむなしさを、このもえたぎる苦しさを、だれにぶつければ良いんだあ。
ちなみにYouTubeでもこちら↓からごらんになれますが





中国電視劇の御多分に漏れず第1集のオープニングで登場人物の誰がこの先どういう目に遭うとか、なにもかも思いきり良くすっぱりとねたばれしていますのでご了承ください。弟が水責めされたり縛られて鞭打たれたりお兄さんが心臓マッサージされたり、やっぱりウフ腐な展開になるもようですよ。



『潜伏在黎明之前』に合わせているのかわかりませんが、封面を飾るこちらの雑誌でもめがねビジュアルを見せてくだすってます。


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セルフレームも素敵ですけれど、やはり戦守平みたく変哲の無いメタル系のほうがお顔に合っていらっしゃるかも。
どかすかどんぱちな戦争ドラマはどうもあんまりすきじゃ無いんですが、めがねに釣られてまんまと視聴してしまいそう。



【めがね関係】
彼とメガネ。
彼とメガネ・在魔都。
彼とメガネ・到底ヴァーサス兄貴編。
彼とメガネ・上海聖誕篇。

| 11:34 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
羅杰。
芳紀二十三歳の砌に胡軍さんが主演なすった『ゴドーを待ちながら』の舞台について先日書きました
『ゴドー』の2年のちに出演された、同じく孟京輝氏演出によるジャン・ジュネ『バルコン(阳台)』。
2年まえに微博で分けていただいたお写真から(詳細はこちら→)、当時の舞台の映像が何処かに残っているらしいとは思っていましたが、見つけることができずにいました。
それがついこの3月25日にビリ動に上がっていたのを教えていただき。


【胡军】1993年孟京辉话剧【阳台】片段





たった12分強ではありますが、芳紀二十五歳の砌のはしたない大胸筋を堪能させていただきました。

『バルコン』は、岩波文庫にある言葉を借りれば「権力と幻想の表象ゲームが、『幻想館』の客と娼婦の性的演戯に変換され、革命を挫折させる」物語。叛乱軍が暴動を起こし、銃声響き渡る不穏な空気のなか、とある娼館で、さまざまな役柄に扮した客と娼婦のコスプレごっこが展開されていきます。
胡軍さんが演じたのは、水道工事屋でアンドロメダ地区の委員会(叛乱軍側)の男「ロジェ(羅杰)」。惚れた娼婦シャンタルを娼館から足抜けさせたものの、革命のアイコンとしてシャンタルを王宮のバルコンに立たせて歌わせようと考える叛乱軍に、「道路工事の女百人と引き換えに」彼女を引き渡してしまう。ダイアローグのはしばしから想像するに、上の映像はその場面を描く第6景のもののようです。
そしてこれよりも随分と短くなりますが、別の場面の映像もありました。


阳台片断





「軍臨天下・内部資料」(「軍臨天下」というのは胡軍さんのファンサイト的なもの)などとものものしく謳っているとこをみますと、もしかしてこれ外に出してはいけなかった映像なのかしら。たしかに、男どもによってたかってお洋服を脱がされて、白のデカパンいっちょうで“リパブリック讃歌”を朗々とおうたいになる胡軍さんは、あんまりおおっぴらに御開帳したくないかんじもします。『ゴドー』のときにつづいてここでもあしもとはおぼこい白ソックス。白ソックスに白デカパン、そんな居た堪れ無い衣装を裏切って何処までも如何わしい芳紀二十五歳の砌の肉体。
ちなみに『バルコン』終幕において、ロジェは自らの手で自らを去勢します。そうした場面がこの先に待っているのだとおもふと、金に糸目はつけねえから完整版を観てみたいというきもちにも、なろうというものじゃ無いですか。



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『バルコン』というお話は「演ずること」「役者であること」がテーマにもなっていて、ずきずきするような台詞が彼方此方に鏤められています。ご興味おありの向きはぜひ、お読みになってみてください。
個人的に胡軍さんの声で聞いて耳の穴を濡らしてなにかとちがう作品のふたりなんかに思い馳せてみたいロジェの台詞を、以下ちょっとだけ抜き書き。



愛しているよ、君の体、君の髪の毛、君の乳房、君の腹、腸(はらわた)も、体液も、君の匂いも、君のすべてを。
君は俺のものだ。


俺はシャンタルを引き離したのだ──引き離したのだ、墓穴から。ところがもう俺から逃げ出し、天に昇ろうという


お前を盗み出したのはな、一角獣や双頭の鷲にするためじゃなかった。
一角獣とじゃ、セックスはできないだろうが?


もう一分だけ。愛してる。俺の命より大事だ。まだ、夜は明けちゃいない。
俺には我慢できない、君なしでいることが。


君の優しさ、君の情愛はあまりにも強く、君を学校の授業のように厳しく、飢えのように辛く、氷の塊のように不屈のものにしている。
君は俺を包み込み、俺は君を体のなかに抱いている。


俺は、俺の選んだ役を、その運命のぎりぎりの突端まで、導く権利があるはずだ……いや、この俺の運命をだ……やつの運命と俺の運命とを、一つに合体させる権利が




【参考】
女中たち/バルコン
ジャン・ジュネ作 渡辺守章訳(岩波文庫刊)


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| 12:42 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
歓迎光臨〜分享幸福・芳紀二十三歳之砌篇。
本日2016年3月18日をもちまして、胡軍さんがめでたく48歳におなりあそばしました。
ハッピイバースデイ胡軍さん!
今夜はちょっと高いビールをのんでお祝いさせていただきますですよ。
そして、折角ですからこの佳き日に、遡ること25年前、1991年の胡軍さんを偲んで見とう御座います。前回にひきつづきSさんからのいただきものシリーズ其の弐。



等待戈多

En Attendant Godot/Waiting For Godot
Samuel Beckett


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孟京輝氏演出によるサミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』。
中央戯劇学院で公演されたその舞台を収録したものです。
とてもとても有名な戯曲なのですが恥を忍んでうちあけますとこれまで読んだことが無く、上演舞台を観たこともありません。なのでずーっとふたり芝居だとばっか思っていました。そうでは無く、ざっくりこういうお話です。

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている。そこにやってきたのは……暴君ポッツォとその召使いラッキー、そして伝言をたずさえた男の子!
不条理演劇の最高傑作として名高い、ノーベル文学賞作家ベケットを代表する傑作戯曲。

『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット(白水社)

胡軍さんがヴラジーミルを、郭涛さんがエストラゴンを演じています。
胡軍さんはハロルド・ピンター『料理昇降機』(90年)、ウジェーヌ・イヨネスコ『禿の女歌手』(90年)につづく三度目の孟京輝演出作品。この2年後にジャン・ジュネの『バルコン』で四度目のタッグとなることは以前にも書きました。主演男優を舞台で脱がすことがたいへんおすきらしい孟京輝氏ですが、『ゴドー』においては胡軍さんは脱がされていません。なんだよちぇー。なんだよちぇーなかんじではありますが「素肌に直接ジャケット」というわしの大好物な出で立ちをしてくださっているのでもんくなどあるものか。もちろんお馴染みのはしたない大胸筋アンド胸毛もちらちらと小出しにサービスしてくださっています。あしもとが白いソックスというのもたまりませんね。


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1991年、胡軍さんは23歳。さすがにまだほっぺのあたりがういういしかったり(どうかするとちょっとせがれ康康の面影もよぎったり)おぐしがうねうね(笑)していたりしますが、表情や声の調子などはすでに「胡軍」として仕上がりかかっています。ああこのひとがのちに『東宮西宮』に出て、そしてそれから『藍宇』に出て、『無間序曲』に出て、『レッドクリフ』に出るわけなんだよなあ。そんな未来が待っているなんてことは、知る由も無いヤング胡軍さんであった──てな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのであーる。そしてこちらが、ちょっとまえに微博で拾った『ゴドー』出演者の集合写真です。


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胡軍さんのうしろのひとの中戯ロゴTがいいかんじじゃ無いですか! 郭涛さん(ツーブロック)もほんとうにお若い。下は、24年を経た昨年6月、第18回上海国際映画祭で『烈日灼心』が最佳男演員奨(超、郭涛、段奕宏)を受賞した際のヴラジーミルとエストラゴン之図であります。


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エストラゴンの蝶タイをなおしてあげているっぽいヴラジーミル(やさしい
となりの超さんの(おっさんふたりで睦み合ってて居た堪れない俺です)みたいなびみょうなおかおも合わせておたのしみください。



このたびSさんにお譲りいただいたのは『孟京輝先锋戏剧作品』という4枚組のVCDボックスです。VCDゆえに画質もあまりよろしくはない。後半でいきなり画面が灰色の線で4分割されたりする。それも含めての天晴れ不条理劇か。しかし往事の胡軍さんを偲ぶには十分すぎるほどです。こちらはすでに入手がなかなか困難ではなかろうかと思いますが、『ゴドー』の動画はネットで視聴できます。こちら→
知ってるひとは疾うに知っているかも。すみません。知りませんでした。ついこないだまで。どうせ映像なんか残ってねえべーとか思って検索すらしてこなかったこの数年。ばかばかわたしの盆暗野郎。胡軍さんのお誕生日を機に心をいれかえ、清新なきもちでこれからも迷街道を邁進してまいる所存!


| 19:12 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
イヤーオブザモンキーな男。
祝大家春節快楽!


ついこのあいだ新年明けましておめでとうございますと言ったばっかな気がしますが春節は別腹。
本日2月8日は、旧暦2016年の元日にあたります。
丙申の年です。丙が火、申が金で火剋金。相剋は良くないこととされていますが、火に溶かされた金属がふたたび固まって新しいかたちをつくりだす、という解釈もできるんだそう。なにがしか、これまでの努力がかちっとしたかたちになる、そんな年になりますよう。

干支ということでいえば申と午というのがなんかどうも自分にとってはスペシャルといいますか。ひと月まえのきょう再生を果たしたほれたバンドの名前にも「猿」が入っておりますし。ちょっとええわと思うおひとは生まれ年にこの干支を持っていることが多いです。
大槻ケンヂさんとか吉井和哉さんとか(1966年丙午)。
長瀬智也さんとか椎名林檎さんとか(1978年戊午)。
佐々木蔵之介さんとか呉秀波さんとか(1968年戊申)。
昨今でいうならばディーン・フジオカさんとかですね(1980年庚申)。

『藍宇』という映画の主演俳優おふたりの干支(戊申と戊午。奇しくも揃って十干が戊だ)を知ったときも、
「うむ。宜なるかな」
てなかんじでした。2年前の甲午の年にはそのうちのおひとりが本命年を迎えましたし、そして今年はもうおひとりが本命年を迎えます。きょうは朝起きて、いのいちばんにまっかなぱんつをお穿きになったかしらうふふふふ。



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坚毅的眼神以及不羁的笑容,每一张照片都诠释着不同的胡军。颠覆以往的硬汉造型,将男人绅士、洒脱、深沉、睿智的一面多角度、多元化呈现,其鲜明的个性表露无遗。即将48岁的胡军将迎来自己人生中第四个本命年,他亦刚刚度过一段充满困惑的中年,“终于明白很多东西可以扔掉,可以不管,没必要去争、去抢。”无论是玩荒诞派戏剧也好,在荒郊野岭拍戏也好,胡军始终还是那个有规有矩的古代人,他在大哥面前甘做小弟,在小弟面前也可以做带头大哥,在男性社会的构架里,他活得如鱼得水。这是一个男人学习如何接受自我的故事。



来月には、満48歳のお誕生日もやってまいります。
恭喜發財、万事如意!

| 13:45 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
非堅気系男子。
昨年らへんからちらほらとスチルなどはでていたのでしたが。
しかしまあちょっとそのなんですか。
おぐし方面がびみょうにもっさりー君だったり。

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かとおもえば、
「なにかつらいことでも、あったの?」
と訊ねたくなるような電髪あたまでバラを携えていたり。

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しましまカットソーをお召しになってテーブルの下にもぐってみたり。

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あたりかまわず青春まっさかりだったり。

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方向性がよくみえないよなんかとっちらかってんじゃねえんですかというかんじで私も戸惑っていたのですが胡軍さん主演の電視劇『于无声处/In The Silence』
ですが先日、私の腐れ煩悩を完膚無き迄に抉り倒してくださるステキに極道な海報曝光で血糖値とテンションが一気に上昇。


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すみません劉燁さんは本作とはぜんぜん関係が無いのですが、このふたりがひなびた温泉町の神社の参道で肩を並べてりんご飴とかベビーカステラなどを商っていたらそりゃあたまんねえな、と魔が差して並べてみてしまいました毎度すみません。横浜中華街で天津甘栗のキャッチセールスをしてくださっていてもいいな。


それはともかくドラマのほうでした。
こちらの記事によれば、物語は1980年代に始まります。胡軍さんが演じるのは国安(=中華人民共和国国家安全部)の偵察員、馬東。兵器工場に潜入捜査に入り、警備課の責任者として、工場のマドンナ馮書雅、技師の陳其乾のふたりと友情を築いていくんだけれどもたぶんきっと愛だの恋だの裏切りだの陰謀に巻き込まれたりだのすったもんだあったりしながら彼らの30年の軌跡を描く、ざっくりそんなお話のようです。
馮書雅を演じているのは左小青さん。胡軍さんとは『康定情歌』『復讐の春秋〜臥薪嘗胆』(呉王夫差役の胡軍さんのドエス俺様っぷりと越王勾践を演じる陳道明の被虐なお色気が見どころです!)で共演、劉燁さんとも『一針見血』で共演されている、感じのいい女優さんです。預告もでた。→《于无声处》曝高能片花打响反谍战


中国電視劇はやたらめったら長尺なので腰を据えて観る時間がなかなかとれないんですが、上掲の海報とか下のスチルなどである意味胡軍さんの御家芸(笑)・非堅気系男子的造型とかみちゃうと、なんかちょっと、胸がアツくなっちゃうわねえ。いやいやもちろんもっさりー君もたのしみですよ(笑)。


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| 11:49 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(2) | - |
nine lives.
十年一日の如きお仕事ぱつぱつ人生。
そんな私にも、3月18日はめぐってまいります。

胡軍先生、47歳のお誕生日おめでとう!

昨年はツイッターでみつけたステキカードを拝借してみましたが、今年はちょっくら夜なべしてやらかしてみましたよ。


或いはご存じの方もいらっしゃいましょう、バンダイさんから発売されている「Canバッチgood!」という、時代を感じさせる巫山戯たネーミングの女児用玩具。
「オリジナルの かわいいカンバッチが たくさんつくれちゃう!!」とかいうふれこみの。
バレンタインデー封切りの呉彦祖さん主演映画『クリミナル・アフェア 魔警』の初日、たぶんパンフレットも無いのだろうから彦祖迷さまたちに記念にひこさんバッジなんか差し上げてみようかもらってもらえるかどうかわかんないけど、と思って購入に踏み切りました。

ご存じの方もいらっしゃいましょうが、ちゃっちい玩具なんだけどまあこれがはまる。
ちゃっちいだけに失敗も多いのです。ハンドル回してがっちゃんして、おそるおそるトレイを引き出し、無事にできあがっているかどうかを確かめるまでのサスペンスフルな1分間がそれはたまらぬ。
そんな1分間の積み重ねの果て。


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あんな胡軍さんこんな胡軍さんを、直径3センチメートルの缶バッジに封じ込めてみたところでどうなるものでも無いのですが。カレ・ド・ショコラのラベルファクトリーもそうだけど、私という奴はこういうちまちました、なんの役にも立たないものを根詰めてつくっているときが、どうもいちばん楽しいみたいでございます。


本記事のタイトルは、ティーンエイジャーの時分からだいすきなエアロスミスのアルバムからいただいています。この『ナイン・ライヴズ』というアルバムがアメリカで発売されたのが、1997年のきょうなのでした。

胡軍さんは29歳を迎えたばかり。
この年、『東宮西宮』でタオルミーナ国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞し、5月には同作が第50回カンヌ国際映画祭「ある視点」に出品された。
でも中国がこの映画の上映を禁じたことによって受賞の栄誉も名声も、ある意味、封じられた。
29歳は、彼にとってはそんな年でした。
nine livesという英語には「危機を脱する能力」「サバイバル能力」という意味があります。
雌伏の日々をくぐりぬけた、運命数に「9」という数字をもつ胡軍さんに、似つかわしい言葉のように思いました。


1997年、私はといえば1月にイエロー・モンキー6枚目のアルバム『SICKS』が出て、名曲“花吹雪”の歌詞《病い重い想い》を地でいく日々。
病んでいるということでいえば、18年前も18年経ったいまも、まったく変わっちゃおりません。
アルバムツアー『ARENA TOUR '97 "FIX THE SICKS"』を追いかけて仙台まで行った、そのライヴがいま調べてみたら明日。
思えばそんな、3月18日。
| 16:04 | Hu Jun(胡軍/フー・ジュン) | comments(6) | - |
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