蛇果─hebiichigo─

是我有病。

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茫茫人海,路途遥远。──from 2009 to 2019
2009年8月27日にこのブログを作って、今年で十年になりました。

2017年1月からこっち、おもにプライベート方面で有為転変いろいろあったせいでブログの更新もすっかり滞り、2019年になっても、周年らしいことをなにもせぬままきてしまいました。
それもなんだかさびしいので、十年の記録を年表として残しておこうと思い立ちました。
「年表」というとなんかえらそうですが、『藍宇』という映画、ならびに胡軍、劉というふたりの役者との関わりを通して、自分が観たり聴いたり読んだり小耳に挟んだり体験したりしたことの覚え書きにすぎません。ここに記録していない映画やドラマもいっぱい観ていますが、「胡軍」と「劉」のそれに限定しました。

いろいろあったな。
良いことも悪いことも、嬉しいことも楽しいことも、しんどかったことも助けられたことも。
人生で偶さか出逢うことができた、「中国」という謎多き国に生まれたふたりの役者は、いろいろなものを私に与えてくれた。
そういう「縁」を得ることができて、私はまことに幸福だったと思います。
彼らを通して見た私、そして、私を通して見た彼らのこの十年を、僅かでも留めることができていたら幸いです。



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| 11:15 | 発病。 | comments(2) | - |
heavy-itch-gow.
「蛇果」とは、中国に於いては「林檎」という果実をあらわす言葉。
これをして「へびいちご」と読ませるのもなかなか無理があるのですが、そのあたりの無理も身上のうちでございます。


「だいすき」だから「だいきらい」。
「きれい」なのに「きたない」。

陰であり陽である。
背きあう。
反撥しあう。
それでも分かちがたく、離れがたく、まじりあう。


「蛇」と「苺」は自分にとっては、象徴的にそんなようなものです。
止め処無く溺れてしまう対象は、ほとんどがきっと、そんなようなものです──ということに、大概は溺れてしまってから気づきます。
それらの臭跡を辿ることに、生きている時間の大半を費やしているようなものなのかも知れません。
臭跡を辿った挙げ句にゆきつく果てが何処かは、ゆきついてみないとわかりません。
なのでこれもまた博打。
ゆきつかぬまま、ゆきだおれる可能性も十二分に。



それでは心置き無く。
五障の雲のなかを、ゆきつけるところまで。
ふらふらと、参りましょうか。





【御注意】
・映画、小説、演劇その他の感想文は、ネタバレについての配慮は一切致しておりません。
・管理する者が面倒臭い性格ですので長文が仕様です。
・加えて管理する者はそこそこすけべで腐っておりますので、同性同士の性愛その他についての言及も仕様です。
お読みになって「理解できん」「納得しかねる」「不愉快である」「冗談じゃねえ」と思われ、それを表明され、或いは改善をお求めになりましても、どおしたらよいか(笑)。

閲覧される際には、どうぞ以上の点をお含みおきくださいませ。
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| 09:47 | 発病。 | comments(0) | - |
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